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今回は「歯と口の健康」について
地域保健課 知念真生子さんに伺います。
Q 今年も「歯と口の健康週間」の時期になりましたね。
6月4日から10日は歯と口の健康週間です。
この歯と口の健康週間は、歯と口の健康に関する正しい知識を普及啓発し、歯の寿命を延ばし、健康の保持増進につなげることが目的です。
この歯と口の健康週間は、歯と口の健康に関する正しい知識を普及啓発し、歯の寿命を延ばし、健康の保持増進につなげることが目的です。
Q マスク生活も終わり、歯と口も気になりますね。
歯と口のはたらきは、主に食べること、話すこと、笑うこと、この3つになります。
食べること、話すこと、笑うことは、普段の生活に大きく関わっています。
歯は、たった1本失われても正常な働きができません。例えば、奥歯が1本なくなっただけで、物を噛み砕く能率は約40%も低下するといわれています。そのため、消化器官に負担がかかり、栄養の吸収が悪くなるという悪循環が生まれてしまいます。また、発音もしにくくなるため、言葉が不明瞭になったり、顔の輪郭や表情が変化し、老けて見えてしまったりします。
歯を失うということは、生活においての楽しみを減らしてしまうことになります。
Q 歯を失う原因はなんでしょうか?
歯を失う原因の多くは、CMなどでもよく耳にする「歯周病」です。和歌山市が実施している歯周病検診の結果では、約80%の方が歯周病に罹っています。そのうちの約半数は、進行した歯周病に罹っています。
歯周病は、初期の段階では症状がほとんどないため、自分で気づくことが難しく、自覚がないまま進行してしまいます。また、進行すると歯を支えている骨(歯槽骨)を破壊し、最終的に歯が抜けてしまうという病気です。
歯周病は、初期の段階では症状がほとんどないため、自分で気づくことが難しく、自覚がないまま進行してしまいます。また、進行すると歯を支えている骨(歯槽骨)を破壊し、最終的に歯が抜けてしまうという病気です。
Q では、歯と口の健康が保てるようにするためには、どういったことに気をつければよいでしょうか?
もちろん、体の健康と同じで歯と口の健康も規則正しい生活、食生活を送ることは基本です。
そして、歯周病やむし歯などのお口に中のトラブルを早期発見することができるよう、かかりつけ歯科医をもって、定期的に歯科健診での「プロフェッショナルケア」を受けることが大切です。
歯磨きなどを自分で行う「セルフケア」、普段の自分の歯磨きで落としきれない汚れをクリーニングしてくれて、個々のお口の状態に合わせてセルフケアの指導をしてくれる「プロフェッショナルケア」を組み合わせて歯とお口の健康を守るように心掛けてください。
もちろん、体の健康と同じで歯と口の健康も規則正しい生活、食生活を送ることは基本です。
そして、歯周病やむし歯などのお口に中のトラブルを早期発見することができるよう、かかりつけ歯科医をもって、定期的に歯科健診での「プロフェッショナルケア」を受けることが大切です。
歯磨きなどを自分で行う「セルフケア」、普段の自分の歯磨きで落としきれない汚れをクリーニングしてくれて、個々のお口の状態に合わせてセルフケアの指導をしてくれる「プロフェッショナルケア」を組み合わせて歯とお口の健康を守るように心掛けてください。
Q 他に何かありますか?
特に高齢者の方に気をつけていただきたいのが、口腔機能の低下(お口の力の低下)です。噛む力や飲み込む力が弱くなったり、「食べこぼし」 や 「むせ」 たりすることが多くなります。最近、むせたりすることが多くなったと感じたら、口腔機能が低下している可能性が高いです。そのため、歯周病やむし予防に加えて、お口の体操を行ってください。「パタカラ体操」や「あいうべ体操」などがありますので、お知りになりたい方は、
保健所地域保健課までお問い合わせください。
電話番号は073-488-5120です。