2023年05月11日

5/11放送 「料金未納?」「法的措置?」それって詐欺かもしれません!

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は
「料金未納?」「法的措置?」
 それって詐欺かもしれません!について
市民生活課の窪田義孝さんに伺います。
これはわなやポスター.jpg

Q:今日のテーマは詐欺についてということですが、最近はどのような詐欺の手口が多いのでしょうか。
最近は、実在する大手通信会社やそのグループ会社を名乗った詐欺の手口が多く、残念ですが和歌山市でも被害が発生してしまっています。

Q:大手通信会社ですか。私達の生活に関わりのある会社からの連絡だと思って、つい疑わずに信じてしまいそうですね。
こちらの気を引くために、なじみのある事業者の名前などをかたって連絡をしてきます。特殊詐欺の被害は高齢の女性が多いのが特徴ですが、大手通信会社などをかたった詐欺は若い方でも被害が出ています。私達にとって身近な存在であるということが、幅広い世代に被害が発生していることの理由とも言えます。

Q:では、具体的にはどのような詐欺の手口なんでしょうか。
被害の実例をご紹介します。携帯電話に大手通信会社のグループ会社を名乗り「未納料金があり、裁判になる」といった電話があり、電子マネーでの支払いを求められ、コンビニエンスストアで電子マネーを購入し、そのコード番号を伝えたといった内容です。数十万円の被害額となっています。

Q:被害額が数十万円ですか、詐欺だと分からずにお金を騙し取られてしまうんですね。
電話やSMS(ショートメッセージサービス)などで連絡があり、「料金の未納がある」や「支払わなければ裁判になる」などと言ってこちらを脅し、言葉巧みに金銭を要求してきます。最近は自動音声ガイダンスを使った手口や、集金するといって自宅に訪問したりする手口もあるようです。

Q:それでは、困ったことがあればどこへ相談すればよいでしょうか。
不審な電話やSMS(ショートメッセージサービス)は無視をして、相手に連絡をしてはいけません。
困ったことがあれば、警察の特殊詐欺被害防止専用の無料電話
「ちょっと確認電話」(0120-508-878 これはわなや)や
警察相談専用電話(#9110)へ連絡してください。

また、大手通信会社も自社のホームページなどで詐欺情報の注意喚起をしています。相手から連絡が来た場合、一度落ち着いて自分で調べてみることも大切です。

Q:誰かに相談したり、一度冷静になることが大切ですね。それでは最後に一言お願いします。
「料金未納?」「法的措置??」それって詐欺かもしれません!不審な電話やメールなど身に覚えのない請求には十分に注意してください。
posted by 和歌山 at 08:00| 和歌山 ☔| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする