2023年04月24日

4/24放送 和歌山のお手玉の会@

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回はお手玉の楽しさを伝え、お手玉遊びを通じて交流を図る活動をされている
「和歌山のお手玉の会 ななこの会」をご紹介します。
お話を代表の森 勝代さんに伺います。
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Q 和歌山のお手玉の会について教えてください
私たちの会は今年で18年目になります。
活動しているのは「昔からの伝承」「遊び方の創造」をしています。
メンバーは約30名です。年齢層は70代から80代の人が多いです。
県立図書館では赤ちゃんから80代までの方が活動しています。

Q 幅広い年齢層の方が活動されているんですね。
森さんがお手玉に出会ったきっかけは何だったのでしょうか?
小学校の教師をしている時に図書館の係をしていたのですが、「お手玉」という本が紹介されたので、お手玉をやってみて、3段の技ができるなということで、これは良いなと思って、退職してもお手玉を伝えていきたいな、と思いました。

Q お手玉といっても色々な遊び方がありますよね
そうですね。昔からの伝承の遊びもありますし、またこういう風に
ぺったらぺったら餅つけ餅つけ餅つけた。はい神棚へというような感じのお手玉一つでも遊べるお手玉遊びもあります。
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Q 歌を歌いながら技を入れるというのが、今、紹介してくださった
♪ぺったらぺったら♫といった感じになるのでしょうか?
そうですね。童謡でも「みかんの花」とか「チューリップ」とか「こいのぼり」とかいう歌でも演舞としてやっています。初段からだんだん段をあげていくのもありますし、2個ゆり、3個ゆり、4個ゆりというようなお手玉の数を増やして、くっていくというのもあります。

Q お手玉の魅力は何でしょうか?
まず、笑顔になれることです。お手玉一つでも遊べますし、落としても笑える、というところが良いところかなと思いますし、遊び方を創造することができますし、昔遊びで脳の活性化に繋げていけるかなという風に思います。
お手玉は「見る」「作る」「遊ぶ」3つの楽しみ方があるのですが、
飾りお手玉で季節のお手玉を楽しむというのも和やかになって良いかなと思います。
★IMG_3547.JPG

★IMG_3552.JPG
Q お手玉の歴史は長いのでしょうか?
世界では4千年前とか言われています。壁画に描かれているのですが、日本では聖徳太子が奈良時代に水晶のお手玉で遊んだという風に言われています。江戸時代は布の文化から端切れでお手玉を作って、今みなさんが楽しんでいる布のお手玉になってきました。


明日も引き続きお手玉について伺っていきます。

posted by 和歌山 at 08:00| 和歌山 ☁| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする