2023年04月20日

4/20放送 チャレンジ!ジュニア考古学 最優秀賞などを受賞A

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

本日も昨日に引き続き、考古学が大好きで、
全国子ども考古学教室
「第2回Kid’s 考古学新聞コンクール」
チャレンジ応募の部 最優秀賞を受賞するなど、
様々な賞を受賞されている
川永小学校6年生 河野仁宥(かわのじんゆう)さんにお話を伺います。
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Q 考古学が大好きで色々な研究をしていますが、特に心に残っている研究は何ですか?
どれも大変だし苦労しました。ですからどの作品も宝物です。

土器や土偶は割れずに焼くのが難しいです。
滑石は鉱山跡の洞窟がすごかったし、
和歌山の滑石は加工が大変だったけど、深緑の縞模様がとてもきれいです。
塩作りは真っ白な塩を作るのにコツがいりました。
サヌカイトは探すのも大変でしたし、石器作りの先生を探すのも大変でした。
自分で石を割って鹿角で押圧はく離を覚えてナイフを作れた時はうれしかったです。
それで小さな猪をまるまる一匹さばきました。
鹿角の釣り針とカラムシの糸は加工がとても難しかったです。

Q 考古学の魅力は何ですか?
僕が発掘したもので教科書が変わるかもしれないことです。
それにやりたい研究や知りたいことを考古学の先生方が色々協力してくれてヒントももらえます。
地域の方も協力してくれます。僕はとてもうれしいです。

Q 様々なコンクールで賞を受賞され、考古学新聞コンクールでは最優秀賞も受賞されてきましたが、表彰された時の気持ちはどうでしたか?
とてもうれしいです。僕の研究は多くの協力してくれる方に支えられています。両親からはつねに助けてくれる方がいての受賞だから感謝の気持ちを忘れないように言われています。

Q 考古学を通して人との出会いも広がったんじゃないですか?
とても広がりました。紀伊風土記の丘の学芸員の先生方、キッズ考古学教室の考古学の先生方と事務局の方、大学の教授先生、色んな博物館の先生方、本当に多くの考古学の先生方とお知り合いになりました。
また野焼きの場所を提供してくれたり、イノシシをくれたりする大人の方と出会えました。
皆さんとても親切に色々なことを教えてくれます。とてもうれしいです。

Q  嬉しいことだらけですが、 考古学で難しいと思うところもありましたか?
縄文人はどのような技術で色んな生活用品を作ったのかを調べたり考えたりするところです。
勾玉の穴を開けるのとか、石器を作るのとか文明の利器を使わずにするのは大変でした。
☆IMG_0992.JPG
Q 今後どのような研究をしたいですか?
3年生から縄文時代の食生活の研究をしています。
縄文時代に栽培が始まったダイズの原種のツルマメやアズキの原種ヤブツルアズキを探したりしました。
トドやウミガメも食べていました。今ウミガメは小笠原諸島でしか食べられないので無理ですが、6年生になったら石斧も作ったので木を切って火を起こして、自分で作った縄文土器や塩で、縄文時代に食べられた食材を調べて、煮て食べてみたいです。
posted by 和歌山 at 08:00| 和歌山 ☁| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする