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今回は盲ろう者の支援活動を行なっている
「和歌山盲ろう者友の会」
理事長 小杉純弘さんと
事務局長 瀬戸節子さんに伺います。
Q まずは、理事長の小杉さんにお話を伺います。盲ろう者とはどういう方になりますか?
盲ろう者とは単純に言えば目が見えない、耳が聞こえない人の事です。
盲ろう者とは単純に言えば目が見えない、耳が聞こえない人の事です。
昔、アメリカにヘレンケラーという女性がおりましたが、この方も目が見えなくて、耳が聞こえない、そして言葉も話せないという三重苦の人でした。
まず、盲ろう者というのは人とのコミュニケーション、会話したりというのができない人です。
まず、盲ろう者というのは人とのコミュニケーション、会話したりというのができない人です。
外出もできなければ、人と会うこともできない、非常に社会から孤立した障害の方です。仲間作りが私たち盲ろう者の1番の目的であり、そうありたい、と考えています。
Q 瀬戸さん、いつ頃設立されたのでしょうか?
2001年ごろ、一人の盲ろう者が和歌山には集まる場所がなかったので大阪の方に行ってました。その方が「和歌山にも集まる場所が欲しいな、喫茶店でお茶したいな」というようなところから仲間を集めて理解者を集めて、1年半くらい活動して、その後「盲ろう者友の会の準備会」を立ち上げました。
2001年ごろ、一人の盲ろう者が和歌山には集まる場所がなかったので大阪の方に行ってました。その方が「和歌山にも集まる場所が欲しいな、喫茶店でお茶したいな」というようなところから仲間を集めて理解者を集めて、1年半くらい活動して、その後「盲ろう者友の会の準備会」を立ち上げました。
その後4年くらいしてから「盲ろう者友の会」という任意の団体を立ち上げたわけです。
Q 盲ろう者の方とのコミュニケーションはどのような形になりますか?
盲ろう者の方のコミュニケーションは10人あれば10通りあると言われてまして、一人一人が違うコミュニケーションをとります。
盲ろう者の方のコミュニケーションは10人あれば10通りあると言われてまして、一人一人が違うコミュニケーションをとります。
通訳介助者という精度がありまして、その通訳介助者がいることによって、手話のできる盲ろう者だと触手話、といった形で、目が見えませんので手のひらで手話を読んだり、それから少し音声が聴こえる人は補聴器を使って音声で。そして、両方できないような方には手のひらにひらがなを書いたりとか、色々なコミュニケーション方法があります。
通訳介助者養成研修会というのは和歌山県と和歌山市で一年に一回していますが、なかなか興味を持ってきてくださる方が少ない、ということと、研修を受けられても、修了されても、通訳介助者として活動してくださる方、というのはなかなか難しいです。特に若い方に興味を持っていただきたいです。
明日は活動内容について伺います。