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今回は
わかやま歴史館 冬の企画展示
「和歌山城水の手郭〜災害復旧と
発掘調査の成果〜」について
和歌山城整備企画課 大山僚介さんに伺います。
Q:こちらの内容を教えてください。
和歌山城の水の手郭は、城内で唯一名前が付けられた井戸「黄金水」がある重要な場所で、現在は立入禁止となっています。残念なことにこの場所で平成30年7月の豪雨によって土砂災害が発生し、道や石垣が崩落してしまいましたが、令和2年度に復旧工事を終えました。今回は水の手郭について知っていただくとともに、復旧工事の過程で行った発掘調査でわかった新しい知見や災害復旧の過程をご紹介する内容となっています。
和歌山城の水の手郭は、城内で唯一名前が付けられた井戸「黄金水」がある重要な場所で、現在は立入禁止となっています。残念なことにこの場所で平成30年7月の豪雨によって土砂災害が発生し、道や石垣が崩落してしまいましたが、令和2年度に復旧工事を終えました。今回は水の手郭について知っていただくとともに、復旧工事の過程で行った発掘調査でわかった新しい知見や災害復旧の過程をご紹介する内容となっています。
Q:いつ、どこで開催されるのでしょうか。開館時間や観覧料も教えてください。
和歌山城内にあるわかやま歴史館2階の歴史展示室で、2月1日〜3月13日まで開催します。
和歌山城内にあるわかやま歴史館2階の歴史展示室で、2月1日〜3月13日まで開催します。
時間は午前9時〜午後5時30分(入館は午後5時まで)で、大人100円、中学生以下無料です。和歌山城天守閣との共通入場券もあります。
Q:展示のみどころは何ですか?
災害で水の手郭が崩れてしまったことは非常に残念なことですが、この災害がなければわからなかったことがたくさんあることも事実です。
災害で水の手郭が崩れてしまったことは非常に残念なことですが、この災害がなければわからなかったことがたくさんあることも事実です。
崩落した土砂のなかからは、和歌山城が築城される以前の遺物がたくさん出土し、中世の瓦や驚くべきことに埴輪の一部も見つかりました。築城以前の様子を窺うことができるこうした遺物の展示に加え、水の手の今ある石垣がいつ積まれたものなのか、推定することができる遺物等を展示します。
また、あまり普段は知ることができない崩落から復旧に至るまでの工事の様子も写真パネルで紹介します。
また、あまり普段は知ることができない崩落から復旧に至るまでの工事の様子も写真パネルで紹介します。
Q:関連イベントもあるとお聞きしましたが、どのようなものですか?
水の手郭は普段立入禁止となっていますが、学芸員の案内で特別に水の手をみていただく現地見学会を開催予定です。2月19日の午前11時からと午後1時からの2回を予定していて、各回最大20名が定員となっております。
水の手郭は普段立入禁止となっていますが、学芸員の案内で特別に水の手をみていただく現地見学会を開催予定です。2月19日の午前11時からと午後1時からの2回を予定していて、各回最大20名が定員となっております。
2月1日から電話受付を開始し、応募多数の場合は抽選となります。平日午前8時30分〜午後5時15分の間に
和歌山城整備企画課073-435-1044までお電話ください。
今まであまり知られていない和歌山城水の手郭について知っていただくことができますので、是非展示に足をお運びください。現地見学会の申し込みもお待ちしております。
わかやま歴史館 冬の企画展示「和歌山城水の手郭」は今日から開催予定です。