2023年01月18日

1/18放送 お仕事紹介

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回はお仕事紹介です。
道路建設課の中嶋真也さんに伺います
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Q. 道路建設課の業務内容を教えて下さい。
道路建設課は、市役所東庁舎4階にあります。
道路や橋梁といった公共構造物の新規建設や既存路線の拡幅・改良工事を行なっており、主に生活道路といった市道等の整備をしています。具体的な業務内容は、道路や橋梁をつくるために現地の調査や測量などを行う「設計業務」と、設計業務で作成された図面や数量計算を基に工事が適正に行われているかどうかを確認する「監督業務」となります。
また、構造物が完成にいたるまでの品質の管理やもちろん、その他に安全管理も行います。工事のほとんどは、街なかで行われるため、作業員の安全だけでなく周辺地域への配慮も怠ってはなりません。事故を未然に防ぐために、作業員ひとりひとりに細心の注意を払うように働きかけ、安全施設の完備を心がけています。

Q  中嶋さんはどんな業務を担当されていますか?
それぞれ担当する工事が決められており、設計の時には、道路の構成であったり、側溝の数、擁壁のボリュームなどを計算して、工事の金額を出したりしています。契約が決まった際には、現場に入るまでの調整をしたり、工事中では、日々確認作業を行っています。

Q. 苦労したことはありますか?
いちばんに感じるのは、知識と経験の少なさです。道路事業では専門的なことが多く、技術力が必要です。事業費を算出するための積算システムや、現場でイレギュラーな対応が発生した際に、まだ経験が浅いので、的確な指示をすぐにできないところが苦労しました。

Q. やりがいはありますか?
自ら設計や監督を担当した工事が完成したときに、地域の方々から感謝の声をかけてくれたことにやり甲斐を感じています。道路工事が事業として認定されてから完成にいたるまでは何年・何十年とかかることがあるので、その道が完成して供用されたことへの達成感はもちろんありますが、地域の方々が「便利になった」「安全になった」などの声をかけてくれることに一番やり甲斐を感じます。

Q. 最後にひとことお願いします
工事という言葉を聞くと、騒がしく、うるさいというイメージを持たれることが多く、迷惑だと思われることもあります。しかし、新しい道ができ、道が拡幅することで、その地域に住んでいる人が便利になるだけでなく、通行する車両や歩行者の安全も確保されます。
私たちは、和歌山市で過ごす人が、便利でかつ安心できる道路整備を行なっています。
ご迷惑をおかけすることもありますが、ご協力よろしくお願いいたします。
道路工事に関することでご質問がありましたら、
073-435-1087道路建設課までお願いします。

posted by 和歌山 at 08:00| 和歌山 ☁| お仕事紹介 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする