2023年01月12日

1/12放送 講座「葛城修験と加太浦」参加者募集

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は
講座「葛城修験と加太浦」参加者募集 について
観光課 細川直透さんに伺います。

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Q  2月19日に開催する講座「葛城修験と加太浦」についてお話を聞く前に、まず葛城修験について教えてください。
葛城修験は2020年に日本遺産として登録されました。和歌山・大阪・奈良の3府県にまたがって連なる葛城の峰々は、修験道の開祖と言われる役行者(えんのぎょうじゃ)がはじめて修行を積んだ地です。この地には役行者が法華経を1品ずつ埋納したという28の経塚があり、その経塚や縁のある寺社、滝や巨石を巡って行う修行を葛城修験といいます。

Q  和歌山市はどのような関係があるのでしょうか。
友ヶ島に第一経塚である「序品」があり、葛城修験はじまりの地とされているほか、直川地区には第二経塚とされる大福山譬喩品、雲山峰譬喩品があります。経塚以外にも加太春日神社や阿字ヶ峰行者堂をはじめとした構成文化財が多数存在しており、和歌山市は葛城修験と深い関係があるといえます。

Q「修行」と聞くと過酷で辛いイメージがありますが。
実際、それなりの体力を要するコースがいくつかありますが、ウォーキングや散策程度のコースもあります。加太駅をスタートし、まちなかにある構成文化財をめぐりながら第一経塚がある友ヶ島をめぐるコースは、お手軽に葛城修験の歴史や自然と触れ合うことができるため、おすすめです。

Q このたび参加募集をされる講座「葛城修験と加太浦」について、いつ、どこで開催されるのでしょうか。
令和5年2月19日(日曜日)午後2時〜4時まで、加太総合交流センター2階研修室で開催します。

Q どのような内容なのでしょうか。
有識者である加太浦大護摩供顕彰会の藤井保夫会長に、葛城修験の成立や加太における葛城修験関連地の説明等を講義していただきます。その後、フィールドワークとして葛城修験の構成文化財である加太春日神社と阿字ヶ峰行者堂を見学し、実際に歴史に触れていただく内容になっています。

Q 申込方法等、その他を教えてください。
令和5年1月16日(月曜日)〜2月10日(金)の間でFAXかメールで住所・氏名電話番号を送付してください。先着30名参加費は無料です。
お問い合わせは観光課までご連絡ください。
電話番号は073-435-1234です。

Q. 最後に一言お願いします。
葛城修験はハイキングのみでなく、様々な歴史的価値のある文化財、自然や景色も楽しむことができます。ぜひ、この機会に修験者としてデビューしてみませんか。また、既に修験者である方も知識を深めてみませんか。皆様の応募お待ちしております。

posted by 和歌山 at 08:00| 和歌山 ☀| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする