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今回は
冬季企画展「歴史を語る道具たち」について
和歌山市立博物館 館長 前田敏彦さんに伺います
Q 今回の企画展「歴史を語る道具たち」を開催ということですが、どのような目的で開催されるのでしょうか?
企画展「歴史を語る道具たち」は昔の道具に込められた人々の生活の知恵や工夫を和歌山で実際に使われていた道具から、見てもらって、感じてもらう展覧会です。
企画展「歴史を語る道具たち」は昔の道具に込められた人々の生活の知恵や工夫を和歌山で実際に使われていた道具から、見てもらって、感じてもらう展覧会です。
Q 和歌山市では小学校の時に学校から来たりしますよね。
小学校の3,4年の社会科の単元の中に「暮らしの移り変わり」というような単元があります。その時に学校単位で授業として見にきてもらっていることが多いです。
Q 企画展「歴史を語る道具たち」はいつからいつまで、どこで開催されるのでしょうか?
企画展「歴史を語る道具たち」は令和5年1月11日(水)から2月26日(日)まで、月曜日と祝日の翌日を除いて毎日、和歌山市立博物館2階特別展示室で開催しています。
これを機会にして地域のことについて深く知ってもらったり、あるいは、おじいさんやおばあさんがどのような生活をしていたのか、と言うことに興味関心を持ってもらえればと嬉しいです。本格的な歴史を学ぶ前に地域のことを知ってもらえればと思います。
Q こちらはいつからいつまで、どこで開催されるのでしょうか?
令和5年1月11日(水曜日)から2月26日(日曜日)まで、市立博物館2階 特別展示室で開催します。
企画展「歴史を語る道具たち」では「くらしの道具」、「あかりの道具」、「食事の道具」、「はかる道具」、「あたたまる道具」など7つに分けて、約110点の昔の道具を展示します。
例えば、くらしの道具では、お姫さまが乗るような駕籠がありますし、あかりの道具では、電気がない時代の「あんどん」や「ランプ」などの実物資料を展示します。
他に「遊びの道具」として、お手玉、めんこ、おはじきなども展示する予定です。
Q めんこはどうやって遊ぶのでしょうか?
紙でできた小さい、平べったいものですが、相手のめんこをひっくり返したりして、取り合いして遊ぶ道具です。力任せではなかなかひっくり返せなくてコツがあります。
例えば、少し紙の真ん中を膨らませて、空気を取り込みやすいようにして、相手のめんこをひっくり返したり、あるいは、表面にロウを塗って滑りやすいようにして、相手のめんこの下に滑り込ませて取ったり、そんな工夫があったと思います。
Q おはじきはどのようにして遊べばいいのでしょうか?
地域によって様々なやり方があったかと思うのですが、私の知っているやり方では、指で一旦はじいて、その後小指で、その弾いたおはじきとおはじきの間を当たらないようにして通り過ぎることができると、一つゲットできるような遊び方をしていました。
今もおはじきでしたら手軽に手に入るかと思いますので、遊んでみると面白いかと思います。
Q 最後に一言お願いします。
今回、展示する資料すべて、市民の皆様から博物館へ寄贈していただいた資料で構成しています。それらの道具を見て、おじいさんおばあさんたちがどんな生活をしていたのかな、とか、先人の努力や工夫を読み取っていただき、昔の暮らしに思いをはせていただければと思います。
是非、懐かしい道具たちに会いに来てみてください。
会期:令和5年1月11日(水)〜2月26日(日)
休館日:月曜日・祝日の翌日
開館時間:9時〜17時(ただし入館は 16時30 分まで)
入館料: 一般・大学生 100円 高校生以下 無料
電話番号:073-423-0003
休館日:月曜日・祝日の翌日
開館時間:9時〜17時(ただし入館は 16時30 分まで)
入館料: 一般・大学生 100円 高校生以下 無料
電話番号:073-423-0003