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今回はお仕事紹介です
文化振興課の河本光月さんに伺います。
Q 文化振興課の主な業務内容を教えてください
市役所本庁舎10階にある文化振興課は市民文化の振興、文化財の保護並びに博物館資料の調査、収集及び展示を目的としており、私が所属する文化財班、そして振興班、文化施設班、庁外には博物館があります。
文化財班では文化財行政に関する業務を全般的に行っています。振與班では市民文化の振興や文化芸術団体等の育成を図るため和歌山市美術展覧会、市民文化まつり等の行事を行っています。文化施設班では和歌山城ホールや和歌の浦アートキュープの施設の管理を行っています。博物館では資料の展示や調査研究等を行っています。
Q 学芸員として採用されたと伺ったのですが、どのような業務を行っているのでしょうか?
私は考古学の分野で採用されたので主に埋蔵文化財関係の業務を担当しています。埋蔵文化財とは文字通り土地に埋まっている文化財で、昔の人々が生活していた痕跡のことを指し、その広がる範囲を遺跡といいます。また遺跡から出士した昔の人々が使っていた道具のことを遺物といいます。
私は考古学の分野で採用されたので主に埋蔵文化財関係の業務を担当しています。埋蔵文化財とは文字通り土地に埋まっている文化財で、昔の人々が生活していた痕跡のことを指し、その広がる範囲を遺跡といいます。また遺跡から出士した昔の人々が使っていた道具のことを遺物といいます。
和歌山市内に遺跡はどれくらいあると思いますか? 2022年現在確認されているだけで市内には444ヶ所の遺跡が存在しています。この遺跡の範囲内で新しく家を建てる等の掘削工事を行う場合、文化財保護法において埋蔵文化財発掘の届出を提出することが定められています。届出では工事内容から遺跡に影響があるかを判断し、発掘調査が必要かどうかを県と協議します。私は主にこの届出の処理と一部の調査を行っています。
なお遺跡の範囲に入っているかの確認については市役所本庁舎10階にある文化振興課又はインターネット上で公開されている遺跡分布地図で見ることができます。
Q 仕事を行う上で心がけていることは何でしょうか?
勉強する気持ちを常に持つようにしています。遺跡の発掘調査については、地層の判断、図面作成、報告書作成等といった必要な知識を先輩方からたくさん吸収するように心がけています。最近では史跡和歌山城の扇之芝で発掘調査を行っていたので、調査の段取りや図面作成について学ぶことがたくさんありました。これから出土した遺物の整理作業があるので、そこで遺物の種類や時代について理解を深めていきたいと思っています。
勉強する気持ちを常に持つようにしています。遺跡の発掘調査については、地層の判断、図面作成、報告書作成等といった必要な知識を先輩方からたくさん吸収するように心がけています。最近では史跡和歌山城の扇之芝で発掘調査を行っていたので、調査の段取りや図面作成について学ぶことがたくさんありました。これから出土した遺物の整理作業があるので、そこで遺物の種類や時代について理解を深めていきたいと思っています。
また学芸員で採用されたからといって文化財関係の仕事だけをするのではなく、公務員として他の仕事についても積極的に覚えるように心がけています。
Q 市民の皆様へメッセージお願いします。
まだ私はとり行ったことは無いですが、発掘調査の成果として、現地での説明会や市役所本庁舎1階の市民ギャラリーや博物館の企画展等を定期的に開催していますので、ご興味のある方は是非チェックしてみてください。一日でも早く貢献できるように精進していきたいと思いますので、よろしくお願いします。
まだ私はとり行ったことは無いですが、発掘調査の成果として、現地での説明会や市役所本庁舎1階の市民ギャラリーや博物館の企画展等を定期的に開催していますので、ご興味のある方は是非チェックしてみてください。一日でも早く貢献できるように精進していきたいと思いますので、よろしくお願いします。