2022年12月08日

12/8放送 インフルエンザの予防について

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は
「インフルエンザの予防」について
総務企画課 健康危機管理班
面屋真奈美さんに伺います。
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Q インフルエンザ 今年の流行状況はいかがでしょうか?
インフルエンザの流行は、例年11月下旬から12月上旬にかけてはじまり、1月〜2月にピークを迎えることが多いです。
和歌山市においては、現在、インフルエンザの発生が数例報告されています。
日本における今年の冬のインフルエンザ流行を予測するうえで、今年の夏における南半球の状況が参考になります。
オーストラリアでは2020年及び2021年は我が国同様、インフルエンザ患者は極めて少数でした。
しかし、今夏のオーストラリアでは例年を超えるレベルの患者数が報告されており、医療のひっ迫が問題となりました。
今年の冬の日本においても、同様の流行が起こる可能性があります。

Q 今年の冬はインフルエンザと新型コロナウイルス感染症の同時流行が心配されています。どのような対策をすればよいですか
新型コロナウイルス感染症とインフルエンザが同時流行すると、医療がひっ迫する可能性があります。

3つの対策をお願いします。

@ 手洗いと咳エチケット
インフルエンザも新型コロナウイルス感染症もウイルスに感染することで発症する病気です。
予防するためには、手洗いと咳エチケットを普段から心がけることが大切です。
手を洗うときは、指先、指の間、手首もしっかりあらいましょう。
また、咳エチケットとして咳やくしゃみが出るときはマスク、ハンカチなどで鼻と口をおおいましょう。

A ワクチン接種
インフルエンザも新型コロナウイルス感染症どちらも、ワクチンがあります。
感染が拡大する前の接種をご検討ください。

B 発熱などの体調不良時に備えて、新型コロナ抗原定性キット・解熱鎮痛薬を早めに用意しておきましょう。
抗原キットは国が承認した「医療用」もしくは「一般用」と書かれたものをご用意ください。
新型コロナ抗原定性キットで検査して陰性であるが、発熱、咳等の症状があった場合はインフルエンザ感染を疑い、医療機関を受診しましょう。
また、発熱した時のために解熱鎮痛薬を用意しておきましょう。薬の購入については、かかりつけ薬剤師、薬局にご相談ください。体温計や日持ちする食料なども準備しておきましょう。
(新型コロナウイルス感染症についての詳しい情報は和歌山市感染症情報センターのホームページをご覧ください。)

新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの同時流行に備えた対応.jpg

最後に
和歌山市内では、今年も12月から3月まで「インフルもコロナもつれもて感染予防」というキャッチコピーがデザインされたインフルエンザの啓発ラッピングバスが走っています。
 見かけた方に「帰ったら手洗いをしよう」「咳エチケットを心がけよう」と 思っていただけたら幸いです。
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posted by 和歌山 at 08:00| 和歌山 ☀| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする