2022年12月05日

12/5放送 未来の和歌山城を考えるシンポジウムを開催します

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は
「未来の和歌山城を考えるシンポジウム」について
和歌山城整備企画課 柳雄介さんに話を伺います。

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Q こちらのシンポジウムの内容教えてください
和歌山城天守閣は昭和33年に鉄筋コンクリート造で、再建されてからもう60年以上が経ちます。
その和歌山城天守閣をこれからどういう風に再整備して行ったらいいのか、というのを、今、住民の皆さんと一緒に色々検討を進めておりまして、同じように和歌山城について考えていただいたり、関わっていただける方が少しでも増えたらいいな、と、今回、「未来の和歌山城を考えるシンポジウム」を開催することにいたしました。

Q なかなかない企画ですよね。
皆さんは歴史的なこととか、特別展であったり色々なことを通じて、見て頂いてることもあると思います。
歴史をふり返っても、天守閣と言うのは本来敵から攻めて来られた時に籠城する戦いのための施設でしたが、昭和の再建の時には戦いの施設か、と言うと間違いなくそうではなくて、その時には郷土の歴史資料などを展示する施設、と言うことで、当時は作られたわけです。

そして、今は観光で訪れられる世界中の方々がおられますし、いろんな時代ごとに和歌山城天守閣に求める要素は違うと思います。そこで、未来はそこがどういう風になればいいのかな、と、みんなで考えられたらいいなと思ってます。

Q こちらの具体的なプログラムはどのような感じですか?
お城好きの方は皆さんご存知だと思うのですが、奈良大学教授の千田嘉博先生に、まずは「近世城郭としての和歌山城」で歴史的な部分、歴史的な特徴など、そういう和歌山城の良い所を皆さんで再認識させて頂いて。次はぐっと未来的になるのですが、「 VR (バーチャルリアティー)で楽しむ和歌山城の魅力とメタバース和歌山城城郭ツアー」と言いまして、メタバース、今注目されてる新技術で和歌山城を表現していくと、どんな楽しいお城観光ができるのか、未来を考えながら楽しんでもらえたらと思っています。

その後は、昭和の和歌山城の再建はどういう風に行われたのかを解説させていただく「戦後の和歌山城天守閣再建とヒストリー」を紹介させていただいて、最後にパネルディスカッション「未来の和歌山城」を色々な有識者の方と一緒に未来の和歌山城について考えていきたいと思ってます。

Q こちらのシンポジウムの日時を教えてください。
年明け2023年の1月9日(祝月)です。和歌山城ホールの小ホールで午後1時から開催されます。

Q こちらに参加したい方はどうすればよろしいでしょうか?
和歌山城の公式ホームページから申込みフォームに跳ぶことができます。
そちらで必要事項をご記入の上、 web で申し込んでいただくのと各支所連絡所などにもチラシを置きますので申し込み部分を切り取っていただき、郵送または FAX でお申し込み頂ければと思います。12月25日を締め切りとさせて頂いております。

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Q 最後に一言お願いします。
皆で一緒に未来の和歌山城について語り合いましょう。

posted by 和歌山 at 08:00| 和歌山 ☀| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする