2022年11月02日

11/2放送 和歌山城天守閣・わかやま歴史館 秋の合同企画展

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆


今回は
「和歌山城天守閣・わかやま歴史館 秋の合同企画展示」について
和歌山城整備企画課の杉山純平さんに伺います

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Q 展示について教えてください
行楽の秋に合わせて和歌山市内などにある寺社に訪れてもらいたいと考え、市内の中心地にある和歌山城で江戸時代の書籍『紀伊国名所図会』に名所として掲載されている寺社をとりあげた展示会 を企画しました。
今回は、「和歌山名所探訪ー城下の寺社に残る紀州徳川家の祈り−」と題して、和歌山市内各所にある紀州徳川家にゆかりのある寺社の一部や歴代藩主たちが埋葬された海南市下津町にある長保寺 をとりあげ、紀州徳川家との関わりや歴史、寺社などの資料を展示しています。

Q みどころについて教えてください
今回の展示会は、和歌山城天守閣とわかやま歴史館2F歴史展示室の2館合同での展示です。

第1会場の和歌山城天守閣では、まず和歌山城が聳える地の土地神である刺田比古神社と江戸時代後期に再建された和歌山城の天守再建工事に着目しました。次に歴代紀州藩の藩主に着目して、藩主らが埋葬された場所である長保寺の藩主墓石から感じられる紀州徳川家の歴史の一端を解説しています。最後は初代藩主の徳川頼宣の父である徳川家康を祭神とする紀州東照宮について解説しています。

第2会場のわかやま歴史館2F歴史展示室では、1つ目は災いが来る方角として忌み嫌われてい た「鬼門」と「裏鬼門」に着目して、これらから城下町を守護した神社とされる有本の若宮八幡神社 と今福の新明神社をとりあげました。また和歌山城二の丸御殿や湊御殿に関わる資料から紀州徳川 家の「鬼門」への配慮を感じられる資料も展示しています。

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2つ目は天守閣の展示では藩主に着目し ましたが、わかやま歴史館では藩主夫人に着目して、初代から5代の藩主夫人らが埋葬された寺町の 報恩寺と藩主と共に葬られている長保寺の墓所から藩主夫人の特徴を解説しています。最後は紀州 徳川家一族で、愛媛県にあった支藩の西条松平家の政争に巻き込まれて和歌山で非業の死を遂げた とされる松平頼雄に着目して、頼雄が和歌山城や日前宮に祀られた経緯や歴史を解説しています。
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Q. 開催場所について教えてください
第1会場は和歌山城天守閣で、玄関から左側に続く北側の多門内です。
第2会場はわかやま歴史館2F歴史展示室です。市役所の前にある和歌山城西の丸跡に建っている黒壁の建物です。 ともに、企画展以外にも展示物がたくさんありますので、一緒にごらんください。

Q. 会期はいつまででしょうか?
来月(12 月)12 日の月曜日までです。 入場は和歌山城天守閣・わかやま歴史館2F歴史展示室とも9時開館、17 時(午後5時)受付終了で 17 時半(午後5時半)閉館となっています。

Q. 最後に一言お願いします。
今回の展示をごらんいただいて和歌山市内に残る寺社に参拝していただき、寺社などに保存されている貴重な墓石や遺構から、その地にある生きた歴史を感じていただけると幸いです。また、湊御 殿などの当時の建物が移築保存された場所や、今回とり上げられなかった寺社にも訪れていただき、 和歌山の歴史の奥深さを知っていただけるとうれしく思います。

posted by 和歌山 at 08:00| 和歌山 ☀| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする