2022年10月05日

10/5放送 10月は里親月間です!

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は
「10月は里親月間です!」について
こども総合支援センター 大迫敦美さんに伺います

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Q 里親制度とは、どういった制度ですか?
親の病気や経済的理由、虐待などさまざまな事情により、自分の家庭で暮らせない子供たち
がいます。その子供たちを家族の一員として受け入れ、あたたかい愛情と正しい理解をもって、
家庭的な環境で養育してくださる方を里親といいます。
すべての子供が愛され大切にされていると感じることができ、安心できる生活をおくることが必要です。里親制度は、児童福祉法に基づいて、里親として登録された方に子供の養育をお願いする制度です。

Q なぜ里親が必要なのでしょうか?
さまざまな事情により、保護者のもとで暮らせなくなった子供たちを、社会全体で養育するとともに、養育に大きな困難を抱える家庭への支援を行うことを、「社会的養護」と言います。
社会的養護を必要とする子供たちも、あたりまえの生活を送ることが大切であり、児童養護施設や乳児院などの施設で子供を養育する「施設養護」よりも、里親やファミリーホームなど、できるだけ家庭あるいは家庭的な環境で養育する「家庭的養護」が推進されています。
家庭という居場所を求めている子供がたくさんいます。
子供の養育について理解や関心があって、熱意と愛情をもって育ててくださる里親を探しています。

Q 里親さんはどれぐらいいますか?
和歌山県内では令和3年度末時点で176家庭が里親登録しています。和歌山市はそのうちの64家庭です。
親と一緒に暮らせない子供たちは県内で約400人います。そのうち里親の家庭で過ごす子供は、全体の2割以下です。
里親を必要としている子供はたくさんおり、里親になってくださる方を探しています。

Q 今月10月は里親月間とのことですが、和歌山市ではどういった活動をしていますか?
10月は厚生労働省が里親月間と位置づけ、全国的に里親制度の啓発をしています。
和歌山市では、和歌山市里親会と協働して、啓発活動をしています。
ひとりでも多くの方に、里親制度への関心を持って頂きたいという思いから、里親制度個別相談会を開催します。里親支援専門のスタッフが個別にお話をお伺いさせていただきます。
日時・場所は、10月9日日曜日10時〜16時まで、こども総合支援センターにて行います。
10月9日の参加が困難方は、その他の日程でも、和歌山市内にある児童養護施設にて個別相談会を開催いたします。
また、10月1日から31日まで、和歌山市役所本庁舎1階ロビーにて、里親制度のパネル展示を行います。みなさまのご参加をお待ちしております。
里親制度についてのお問い合わせや相談についてもお気軽にご連絡ください。
詳しくは和歌山山HP「里親」でご検索ください。


◆問合せ先
・和歌山県子ども・女性・障害者相談センター(073-445-5312)
・里親支援センター「なでしこ」(0736-69-1004)
・児童養護施設つつじが丘学舎(里親支援機関B型)(073-480-1043)
・児童養護施設こばと学園 里親支援機関8型つむぎ(073-499-8805)
・児童養護施設 旭学園(里親支援機関B型)(073-479-0080)
・和歌山市こども総合支援センター(073-402-7830


posted by 和歌山 at 08:00| 和歌山 ☁| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする