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12月から令和4年3月まで、 毎月1回 「家庭内の災害対策」について地域安全課に紹介してもらいます。今回は第2回目となります。和歌山市地域安全課の三宅洋佑さんです。
Q: 家庭内における災害対策として、どのようなことをお話しいただけるのでしょうか?
本日は「普段からの備え」 について、非常持出品と非常備蓄品の話をさせていただきます。
Q: 非常持出品って?
地震の後や風水害の時に、一時的に避難するために必要最低限持ち出すものです。 両手が空くリュックなどに入れ、玄関や寝室の枕元など持ち出しやすいところにおきましょう。
Q: 具体的にどんなものを用意すれば良いですか?
1日分の食料3食分と500mlの水を2本最低限入れるようにしてください。 ほかに、 携帯型のラジオやモバイルバッテリー (乾電池式がおすすめ) や夜間に使用するラン タンや懐中電灯など、これらに使用する乾電池も用意してください。
また、断水することもあるので簡易トイレも準備してください。その他には新型コロナウイルスの感染症対策として、消毒液・マスク 体温計は自身で準備しておいて欲しいです。
その他、 視力が悪い人だと眼鏡やコンタクトレンズ、普段から薬を飲んでいる方は、お薬手帳や処方箋のコピーを入れておいてください。 女性の場合は生理用品、 赤ちゃんがいる世帯ではミルクや離乳食やおむつなど、自分にとって必要となるものも入れておくようにしてください。
Q: 非常備蓄品について
被災後、ライフライン (電気、水道、ガス) が止まったときに備え、家などに蓄えておくものです。地震が起きた直後というのは、食料や水、日常生活用品もすぐには入手できると限りません。救援物資が届くまで一定数備蓄しておく必要があります。
Q: どんなものを用意すれば良いですか?
基本的には、食料や水などといった非常持ち出し品と大きく変わることはないです。
目安としては少し多く感じられるかもしれませんが、7日分必要となります。 水は1人3ℓ。食料であれば全て非常食にするのではなく、冷蔵庫にあるものやカップ麺で、最初の3日を消費し、残り4日分は非常食を準備しておくなど工夫してください。
その他、新聞紙やビニール袋など普段からお家にあるものも、いざというときに活用できますのでこまめに買い足ししておいてください。
Q:最後に地域安全課からひと言お願いします。
毎年のように災害が発生しています。 日頃の備えが大事となりますので、準備するようにしてください。 和歌山市HP には非常持ち出し品と備蓄品のチェックリストを載せていますので、ぜひ活用していただけたらと思います。(詳しくはこちら☆)
【お問い合わせ先】
和歌山市地域安全課
☎073-435-1005