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今回は「若者の怪しい副業・アルバイト」について
和歌山市市民生活課の窪田義孝さんに伺います。
Q:最近はどのような消費者トラブルが発生していますか?教えてください。
最近は、若い方から副業・アルバイトに関するトラブルについての連絡、相談が寄せられています。
Q:若い方の副業やアルバイトですか,,,。給料に対する不満などでしょうか?
そういったものではなくて、「相談にのるだけで報酬がもらえる」というものや、「届いた荷物を指定された住所に転送するだけ」といった仕事に関するトラブルの相談です。インターネットやSNSで募集を見たり、友人などから勧誘されて始めることが多いようです。
Q:「相談に乗るだけ」「荷物を転送するだけ」ですか、どうも怪しい雰囲気ですね。
最初は、簡単に始められると声をかけ、登録すると利用料や手続き費用といって高額なお金を請求されるケースがあります。また、荷物の受取りや転送は、携帯電話の不正購入が目的で、その電話が犯罪に使われるおそれがありますし、勝手に名義を使われて、知らないうちに携帯電話の契約者になっていて利用料を請求される危険性もあります。
Q:高額請求や犯罪行為につながるかもしれないということで、とても怖い話ですね。トラブルにあわないために、どのような点に注意すればよいでしょうか。
免許証や保険証などの証明書を求められたり、銀行口座の情報を聞かれても怪しいと思ったら断ってください。4月から成年年齢が20歳から18歳に引き下げられて、成年に達したばかりの若い方のトラブルが懸念されています。困った時は、家族や消費生活センター(073−435−1188)や消費者ホットライン(188)に連絡、相談してください。
Q:消費生活センターでは「消費者教育講座」を開催しているということで、次回の開催予定を教えてください。
消費生活センターでは、様々なテーマの消費者教育講座を開催しています。次回のテーマは「老後に備えるための生命保険の種類としくみ」です。日時は2月4日(金)午後1時30分から、場所は勤労者総合センターです。事前申込みが必要で、申込期間は1月21日(金)までとなっています。参加費無料ですので、ぜひお申込みください。詳細は市報やホームページなどをご覧ください。
なお、新型コロナウイルス感染症の拡大状況によって講座の延期・中止、会場の変更などの場合がありますので、あらかじめご了承ください。