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「令和3年度年末火災特別警戒」について
和歌山市予防課の中村祐二さんに伺います。
Q1 「令和3年度年末火災特別警戒」とはいったいどういったものなのでしょうか。
和歌山市消防局では毎年12月15日から12月31日までの間、年末火災特別警戒を実施しております。 年末は特に火の取扱いが増え、多忙による不注意などにより、火災の多発が予想されることから、消防警戒体制を強化するとともに、市民の防火意識を高め、火災の発生を未然に防ぐことを目的としています。
Q2 火災には十分気をつけたいですね。 具体的な内容をうかがってもよろしいですか?
消防車が市内を巡回し、 防火広報を行います。 また、 ホームページや広報誌、SNSなどで 防火に関する注意事項などを呼びかけ、 懸垂幕やのぼりを掲出し、 防火意識の高揚を図ります。 さらに人命危険の高い建物があれば消防検査を行い、 防火対策の徹底を図ります。
Q3 なるほど。 防火広報や消防検査が行われているんですね。
このラジオでお伝えできる「火事」をおこさないための注意点というものはありますか?
住宅火災を未然に防ぎ、「もしもの時」 に被害を最小限にするため、「住宅防火 いのちを守る10のポイント」として、4つの習慣、6つの対策をご紹介します。
まず、「4つの習慣」として、
「1 寝たばこは絶対にしない、させない」
「 2 ストーブの周りに、燃えやすい物を置かない」
「3 こんろを使うときは、火のそばを離れない」
「4 コンセントはほこりを清掃し、不必要なプラグは抜く。」です。
次に、「6つの対策」 として、
1 火災の発生を防ぐために、ストーブやこんろなどは安全装置の付いた機器を使用する。
2 火災の早期発見のために、住宅用火災警報器を定期的に点検し、10年を目安に交換する。
3 火災の拡大を防ぐために、 部屋を整理整頓し、寝具、衣類及びカーテンは、 防炎品を使用する。
4 火災を小さいうちに消すために消火器などを設置し、使い方を確認しておく。
5 お年寄りや身体の不自由な人は、避難経路や避難方法を常に確保し、備えておく。
6 防火防災訓練への参加、個別訪問などにより、 地域ぐるみの防火対策を行う。 です。
この10のポイントを守って、ご家庭から火災をおこさないようにしましょう。
Q4 「4つの習慣」と「6つの対策」、心にとどめておきたいと思います。最後に市民の皆さんへメッセージお願いします。
空気が乾燥している上、 暖房器具の使用が増えることで、火災が発生しやすい季節です。 ご家庭から火災を起こさないよう十分注意しましょう お問い合わせは 和歌山市消防局予防課、 電話番号は、 073-427-0119となります。