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今回は「インフルエンザの予防」について
和歌山市総務企画課 面屋真奈美さんに伺います。
◆インフルエンザの今年の流行状況について
和歌山市においては、いまのところインフルエンザの発生は報告されていません。インフルエンザの流行は、例年11月下旬から12月上旬にかけてはじまります。 1月~2月にピークを迎えることが多いです。
2020-2021のシーズンは、国内におけるインフルエンザ感染の報告は極端に少なくなりました。
◆どうして去年はインフルエンザの発生が少なかったのでしょうか?
理由の一つとして、 コロナ対策がインフルエンザ対策にも有効に働いたことが考えられます。コロナもインフルエンザもウイルスに感染することで発症する病気です。
マスクの着用 手洗い・手指消毒の徹底 3密を避けるというコロナ対策が、 インフルエンザ対策にも役立ちます。
◆感染対策について具体的に気を付けるポイントはありますか?
正しいマスクの着用方法について説明します。
まず、鼻の形に合わせて隙間をふさぐようにつけます。 次に、あご下まで伸ばし隙間なくフィットさせます。マスクは顔の大きさにあったサイズを選びましょう。鼻だしマスクやあごマスクはやめましょう。会話するときはマスクを着用しましょう。
次に、手洗い・手指消毒について、 5つのタイミングをご紹介します。
@公共の場から帰った時
A咳やくしゃみ、鼻をかんだ時
B ご飯を食べる前と後
C 病気の人のケアをする時
D外にあったものを触った時
手に付いたウイルスを落とすためには、石鹸を泡立てて、20秒から30秒くらい時間をかけて、丁寧に洗うようにしてください。 引き続き感染対策をお願いします。
◆インフルエンザとコロナを区別することはできますか?
インフルエンザ、コロナどちらも発熱、咳やのどの痛み・鼻水といった呼吸器症状が代表的な症状です。 症状だけで見分けることは難しいです。
なので、発熱や咳などの症状があるときは、学校や会社を休み外出を控えるようにしましょう。 医療機関を受診する場合は、事前にかかりつけ医など、地域の身近な医療機関に電話で症状を伝え、マスクを着けて受診してください。
かかりつけ医がなく、どの医療機関を受診すればよいか分からない場合は、 和歌山県コールセンター (073-441-2170)、和歌山市新型コロナウイルス感染症健康相談窓口 (073-488-5112) に相談してください。
詳しい情報は、和歌山市感染症情報センターのホームページをご覧ください。(詳しくはこちら☆)
和歌山市内では、今年も12月から3月まで「インフルもコロナもつれもて感染予防」というキャッチコピーがデザインされ たインフルエンザの啓発ラッピングバス (オレンジ色1台とピンク色1台) が走っています。
見かけた方に「帰ったら手洗いをしよう」 「マスクをつけよう」と思っていただけたらと思います。
また、発熱や咳の症状があるときには医療機関に「電話で相談」「マスクで受信」と思い出してください。