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今回は「世界エイズデー」について
和歌山市保健所保健対策課の稲田かおりさんに伺います。

◆12月1日は世界エイズデーに設定されています。和歌山市保健所では、イベントを4つ行うそうですね。まず、12月1日から3日に和歌山市民図書館で行うイベントから教えてください。
イベントのタイトルは、「レッドリボンでつなぐ あなたの想い」です。レッドリボンは、HIVエイズの理解と支援のシンボルです。12月1日から3日まで、いずれの日も午前9時から午後5時まで、見て学ぶコーナー、体験コーナー、参加コーナーなど、HIVエイズに関するコーナーを設置する予定です。

◆とても楽しそうなコーナーがありますね。2つ目のイベントは、12月1日からの一週間、午後5時から午後11時まで、市堀川の水辺周辺を赤くライトアップされるそうですね。
ここ数年「レッドリボン」にちなみ赤くライトアップしています。寒い時期ですので、温かい恰好でお越しください。買い物などの帰り道、ちょっとお立ち寄りいただければと思います。
◆3つ目のイベントは、そのライトアップに関連して「写真とつづろう HIV陽性者への応援メッセージ」です。これはどんな内容ですか?
赤くライトアップした京橋や中橋の写真に、HIV陽性者への応援メッセージを添えてご応募いただくイベントです。応募用紙や応募に際しての詳しくことはは、ホームページに掲載しておりますので、ぜひご参照ください。
◆4つ目のイベントがHIV抗体検査ですね。
そうなんです。毎週火曜日に午後6時から8時に実施しております。予約制なので、他の人と顔を合わすことはありません。名前を名乗らず、自己負担はありません。無料で実施できます。
◆イベントの詳細な情報を知るためにどのように調べたらよいですか?
和歌山市のホームページや和歌山市感染症情報センターの新着情報にも掲載しております。
お電話の場合は、和歌山市保健対策課 電話073−488−5118 平日午前8時30分から午後5時15分までにご連絡願います。
◆世界エイズデーのイベントに込めた想いを教えてください。
はい。「エイズは死に至る病気」というイメージが未だに強いです。今は、医療の発達により、薬が改善され、きちんと治療を受けることで、感染しても感染前とほぼ同じ生活を送れるようになりました。しかし、HIV感染を自分のこととして受け止め、検査を受ける人が少ないのが現実です。コンドームなしの性行為をしたなら、誰でも感染する可能性があるのがHIVエイズです。感染の有無は簡単な血液検査で調べることができます。
年末の気ぜわしい時期ではありますが、キルトやライトアップを見ることで、HIVやエイズについて想いをはせる機会になることを祈って計画準備を進めています。ぜひ、みなさまのご参加をお待ちしております。
