2021年07月12日

7/12放送 一人ひとりの防災意識を高めましょう

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は「一人ひとりの防災意識を高めましょう
ということで和歌山市地域安全課三宅洋佑さんに伺います。

Q : 洪水時の浸水シミュレーションとはどんなものですか?

洪水時のハザードマップは浸水状況が色別で表示されているのですが、
その浸水深が実際どのあたりまで来るのかを視覚的にわかりやすく写真をとったものです。

Q: どこの場所のシミュレーション画像があるのですか?

現時点では、 市内の主な6地点があります。
紀ノ川より北部であれば、「大谷交差点」「延時交差点
紀ノ川より南部であれば、「屋形交差点」「吉田交差点
花山西交差点」 「中之島ロータリー」 があります。

Q: シミュレーション画像はどこで確認できますか?

和歌山市のホームページで公開しています。 また、一部例外はあるのですが、紀の川より北部にある支所・連絡所では「大谷交差点」の画像を、 紀の川より南部に ある支所・連絡所には 「中之島ロータリー」の画像を掲示しています。

Q: 「和歌山市マイタイムライン」について詳しく教えてください。

タイムラインとは、避難に備え 「いつ」、「何をするのか」を時系列に沿って決めておく防災行動計画のことです。

近年、毎年のように河川が氾濫するような水害が発生しており、人的被害も出ています。 そのなかで、 よく市民の方から「いつ」「どのタイミングで避難すればいいのか分からない」という声も聞いています。

このマイタイムラインでは、 注意報が発令された時に、何をするであるとか、 警報が発令されたときには何をする。 などを自分で記入できるようなシートになっています。

また、マイタイムラインは災害種別によって分かれており、 「台風が近づいてきたとき」 「大雨が長引いたとき」 「短期間に急激な豪雨が発生するとき」 の3つの場合分けをしています。 それぞれの状況に応じた避難を作成できるようになっています。

マイタイムライン 台風【例】.jpg

Q: 和歌山市マイタイムラインはどこで確認できますか?

和歌山市のホームページに公開しており、ダウンロードできるようになっています。作成例や作り方も公開しているので、合わせてみていただけたらと思います。(詳しくはこちら☆

また、マイタイムライン作成に向けた出前講座も開催実施しているので、 興味のある方は地域安全課まで、問い合わせてください。

Q 避難情報の見直しについても教えてください。

令和3年5月20日に災害対策基本法の改正がありまして、 市町村が発令する警戒レ ベルに変更がありました。

従来では、「警戒レベル3 避難準備・高齢者等避難開始」だったのが、「警戒レベル3高齢者等避難」に変更され、
また「警戒レベル4 避難勧告 避難指示」 だったのが 「警戒レベル4避難指示」に一本化されました。


Q:最後に風水害対策について一言お願いします。

風水害の被害に遭われた方のインタビューを見ると、 まさかこんなところまで水がくると思わなかった言っています。
そのまさかという認識が逃げ遅れに繋がります。また、風水害は地震と違って、ある程度事前に情報が取得できるので、何も起こらないからやらないのではなく、平時だからこそできることをしていただけたらと思います。


■お問合せ先
 ・和歌山市地域安全課 ☎073−435−1005
posted by 和歌山 at 08:00| 和歌山 ☁| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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