2021年07月06日

7/6放送 7月は「愛の血液助け合い運動月間」です

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は「愛の血液助け合い運動月間」について
和歌山市総務企画課東仁美さんに伺います。

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7月は、「ふみ出そう 未来をつくる 献血に」をテーマとした、
愛の血液助け合い運動月間です。


献血の必要性及び課題について

日本国内では、病気や怪我の治療のため、1日あたり約3000人の患者さんが輸血を受けていると言われています。輸血用血液は、「献血」によってしか確保することができません。輸血用血液は、医療技術が進歩した現在においても人工的に造ることができませんし、生きた細胞の集まりであるため、長期間保存することもできません。

課題は、少子化の影響により、10〜30代の若年層の献血協力者数がこの10年間で約98万人も減少していることです。

献血の種類について

献血には大きく全血献血と成分献血があります。そして全血献血には 400mL献血と、200mL献血があり、血液中のすべての成分を献血していただく方法となっています。

一方、成分献血には、血小板成分献血と血漿成分献血があり、成分採血装置を使用して血小板や血漿といった特定の成分だけを採血し、体内で回復に時間のかかる赤血球は、再び体内に戻す方法です。

どんな方が献血できるか

献血は、16歳から64歳までの健康な方であれば、どなたでもできます。また60歳から64歳までに献血の経験がある方については、69歳まで献血ができます。

ただし、採血基準を満たしていても、当日の体調不良、抗不整脈等の薬を服用している、一定期間内に予防接種を受けた、3日以内に出血を伴う歯科治療を受けた、4週間以内に海外から帰国したなど、問診結果によっては献血できないことがあります。


新型コロナウイルス感染症予防のための対策について

 なお、赤十字血液センターでは、新型コロナウイルスの感染症予防のための対策を講じています。

献血会場の受付では、@入り口での注意喚起、A体温測定、B手指消毒、C健康状態の確認、Dマスク着用をお願いしています。
献血に従事する職員は、@健康状態の確認、A体温測定、B手指消毒、C看護師の手袋の献血者ごとの交換を行っています。
献血場所では、@機材の消毒、A換気等三密を避ける取り組みをとっています。

このように感染防止策を講じて献血を実施します。

なお、新型コロナワクチン接種された方は、1回目・2回目いずれの場合も、接種後48時間を経過していれば献血にご協力いただけます。


市民の皆様へメッセージ。

和歌山市役所正面玄関前にて、定期的に移動採血車による400mL全血献血を実施しています。
次回は、8月24日(火)に行います。献血の受付は、午前10時から正午、午後1時から午後4時30分までとなっています。

また、和歌山市保健所では、7月13日(火)の午前9時30分から午前11時30分まで、移動採血車による400ml全血献血を実施します。

☆献血は、輸血を必要としている患者さんのために、健康な人が自らの血液を無償で提供する40分でできるボランティアです。市民のみなさまには『愛の献血』への、より一層のご協力をお願い致します☆


■お問合せ先
 ・和歌山市保健所総務企画課 073−488−5108
 
posted by 和歌山 at 08:00| 和歌山 ☁| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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