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今回は「子供の見守り事業」について
和歌山市学校支援課の古田清和さんに伺います。
Q:今回の「子供見守り事業」はどのような目的で実施されますでしょうか?


和歌山市では、日頃から自治会の皆様はじめ地域の方々に、登下校の子供の見守りで、安全・安心な環境づくりを支えていただいております。
この地域の皆様の見守りに加え、Iot/ICTを活用し、子供の所在が把握できるなどの見守り環境を整備し、緊急時には学校や関係機関等への位置情報を提供するなど、子供たちにとってより安全で安心な環境づくりを推進していきたいと考えています。
Q:具体的に「子供見守り事業」は、どのような内容なのでしょうか?

小学校の通学路に、見守り基地局を設置し、見守り端末を持った児童がその基地局付近を通過することで位置情報を記録していくものです。
「学校から帰宅する時間になっても帰ってこず、何かトラブルに巻き込まれているのではないか」といった心配があるときに、依頼を受けてこの位置情報をもとに、子供の居場所をある程度絞り込み、捜索することの一助となると考えています。
また、児童が持つ見守り端末は、笛型で、防犯笛としての役割も併せ持っています。

Q:今後の「子供見守り事業」のスケジュールはどうなっていますか?
6月1日より、伏虎義務教育学校区でスタートしました。また、7月1日より、吹上小学校区、砂山小学校区でスタートしています。今後は1月あたり3小学校区を目途に、スピード感を持って進めていきます。2〜3年間で和歌山市立の全小学校で実施する予定です。
Q:改めて、この「子供見守り事業」についてもう一度、ご案内をお願いします。
この事業における見守りサービスには、基本的に保護者の皆様に任意で加入していただく運びとなります。希望する和歌山市立の小学生の皆さんには、無料で見守り端末を配布させていただきます。時期は異なりますが、小学校を通じて、案内チラシ等の配布がありますので、ご一読いただき、加入の有無をご判断いただきたいと思います。
この事業についてのお問い合わせは、和歌山市教育委員会学校支援課 (電話番号073−435−1139)までご連絡ください。
Q:最後に市民の皆さんへメッセージ。
地域の皆様の協力をいただきながら、子供たちの安全・安心に努めているところですが、今後は、「子供見守り事業」についても、市民の皆様にご理解いただき、子供たちにとって安全で安心な環境づくりにご協力のほどよろしくお願いします。