2021年06月30日

6/30放送 市役所職員をかたった還付金詐欺にご注意ください

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は「市役所職員をかたった還付金詐欺」について
和歌山市市民生活課窪田義孝さんに伺います。

県警特殊詐欺防止啓発チラシ(これはわなや)-1.jpg

Q:最近はどのような消費者トラブルが発生していますか?

市職員を名乗った還付金詐欺の被害が報告されています。

Q:どういった手口ですか?

自治体職員や金融機関のふりをして、「健康保険料の還付がある」「医療費の払い戻しがある」などと言って、還付金の受取手続きのために携帯電話とキャッシュカード等を持ってATMに行くよう誘導し、消費者に振り込みをさせてお金を騙し取る手口です。

事例を紹介します。

和歌山市職員を名乗る男から「介護保険料の過払い分を返金したい」といった電話がありました。男の指示で最寄りのATMに向かうと、携帯電話にコールセンターを名乗る男から電話があり、言われるがままにATMを操作し、多額の現金を振り込んで騙し取られるという詐欺事件が発生しました。

Q:このような手口には、どのように注意すべきですか?

市役所の職員が、本人に直接電話をして、ATMの操作をお願いしたりすることは一切ありません。そのような電話がかかって来た場合は、個人情報など言わず、すぐに電話を切ってください。また、メールなどで還付金があるという連絡があっても返信や連絡をしないよう十分注意してください。

Q:詐欺の電話があった場合は、どこに相談すればよいでしょうか?

還付金詐欺に関する電話があった場合は、すぐに警察の特殊詐欺被害防止専用ダイヤル(0120−508−878)「これはわなや」や消費生活センター(073−435−1188)に電話するなど、周囲に相談してください。
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2021年06月29日

6/29放送 もっと知りたい!紀の国わかやま文化祭

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今年の秋開催の「紀の国わかやま文化祭2021」で行われる
わかやま・いけばな芸術展〜きのくに花回廊〜」について、和歌山県いけばな協会会長岡田芳和さんにご出演していただきます。よろしくお願いいたします。

いけばな.jpg

Q:早速ですが、「わかやま・いけばな芸術展〜きのくに花回廊〜」とは、どのような内容なのでしょうか?

日本全国からお招きした有名ないわゆる家元を中心にした華道家による作品を、この度新しく建築される和歌山城ホールに展示します。そして、和歌山県いけばな協会所属会員による作品展を近鉄百貨店和歌山店で開催させて頂きます。

Q:今年のいつ、どこで開催されるのでしょうか。

和歌山城ホールでの展示は、11月13日 (土) と11月14日 (日 )の2日間開催いたします。朝10時から夜6時までご覧いただけます。

近鉄百貨店和歌山店でのいけばな展は、5階の催事場で、
11月11日(木) 〜 11月15日(月) にかけて開催され、百貨店の営業時間(朝10時から夜7時)にご覧いただけます。両展覧会ともに入場は無料となっていますのでご自由にご観覧ください。

Q:他にもいけばなのイベントがあるんですよね。

なるべく沢山の方にいけばな文化に直に触れていただくために、県内各所で出前体験教室を実施しています。また、今年の秋の「紀の国わかやま文化祭2021」にて、ビッグホエールで開催されます「食と芸能の祭典」において、ワークショップを行います。

また、「わかやま・いけばな芸術展〜きのくに花回廊〜」の開催期間と重なりますが、その時に近鉄百貨店和歌山店 4階の別の特設会場において、11月13日( 土) と11月14日(日) の2日間、県内の支援学校の生徒さんたちによる、いけばな作品を展示させて頂きます。この特設会場における展示作品には、障害者就労支援作業所で制作していただいた陶器を使用させて頂きます。

そして、お花を生ける際には、いけばな協会の会員もお手伝いをさせてもらっています。また、このいけばな展では非常に珍しいのですが、「触れるいけばな」ということで、直に手で触って頂くいけばなを展示したいと思います。☆入場は無料ですのでご自由にご観覧ください。

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(紀の国わかやま文化祭2021HPより)

Q:いけばなの魅力について教えてください。

日本が誇る伝統文化であるいけばなの魅力は、命のあるものとして、花や木、植物と向き合い、四季折々の草花や樹木の美しさを花器の上で人間の手を加えることによって表現することで、見ていただく人のこころに訴えかけるだけでなくて、自分自身のこころと向き合っていただけたらと思います。

コロナ禍でにおいても、日本が世界から賞賛される、日本人特有の美しい徳・美徳を培った背景にはいけばなをはじめ、日本の伝統文化、いけばなは伝統生活文化となりますが、華道の果たした役割は大きかったのではないかと考えています。コロナ禍で苦しい今だからこそ、いけばなを通じて、こころに豊かなうるおいと暮らしに余韻・潤いを感じていただけるような展覧会・行事に出来ればなと思います。


いけばな.png

【お問い合わせ】
和歌山市文化振興課  ☎073−435−1194
(詳しくはこちら☆

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2021年06月28日

6/28放送 食中毒について

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は「食中毒」について
和歌山市生活保険課西川有美さんに伺います。
これから暑い季節を迎える中でご家庭で食中毒を予防するための食品の扱い方についてお聞きしました。

Q まず、 食品を購入するときの注意点はありますか?

消費期限や賞味期限を確認し、 新鮮な物を購入しましょう。 生ものや冷凍食品を持ち帰るときは、保冷剤や氷を入れた保冷バックを利用するとより安全です。 細菌は常温で長い時間置くほど増えていきます。 買い物のあとは、寄り道せずにすぐに持ち帰りましょう。

Q 保管方法はどうすればよいですか?

帰ったら、すぐに冷蔵庫に入れてください。 肉や魚は、汁がもれないようにビニール袋などに包んで保管しましょう。 冷蔵庫は詰めすぎると、 冷気の循環が悪くなりますので、詰めすぎないことも大切です。

Q調理するときの注意点もありますか?

はい。まず、 調理する前は手洗いしましょう。また、生の肉や魚を触った後も、手に食中毒をおこす細菌が付いている可能性がありますので、 こまめに手を洗いましょう。サラダや果物など生でそのまま食べるものに肉や魚の汁がかからないように注意してください。

ご家庭の台所で、食材毎に包丁やまな板を、沢山準備するのはなかなか難しいと思いますので、調理する食材が変われば、 一度器具を洗って使ってください。また調理する順番ですが、生で食べる野菜を調理し、次に肉や魚を調理するのが衛生的でしょう。

最終的にはしっかりと加熱していただくことです。ほとんどの細菌は加熱することで死滅します。 中心部までしっかり加熱しましょう。電子レンジを使って加熱するときは、時々かき混ぜて、均一に加熱されるように注意しましょう。

☆加熱することが大切なんですね。

Q 食事をする際の注意点は?

調理された料理は、清潔な器具で清潔な食器に盛り付けて、 温かい料理は温かいうちに、冷たい料理は冷たいうちに食べましょう。食中毒を起こす細菌は、食品中で増えていても、 食品の臭いが変わらないことが多いので、 時間が経ち過ぎたものや少しでも怪しいと思った場合は、食べないようにしてください。

また、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で テイクアウト商品を利用して、家庭で食事する機会が増えていると思います。そのような場合でも、 購入後長時間持ち歩かずに、 持ち帰ったら、すぐに食べるようにお願いします。


Q市民の皆様へメッセージ。

細菌性の食中毒は、
「菌をつけない、 菌を増やさない、 菌をやっつける」 の3原則で予防できます。
ご家庭においても、 ぜひ予防 3 原則を実践していただきたいと思います。

■お問合せ■
 ・和歌山市保健所 生活保健課
 ☎ 073−488−5111
 
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