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今回は、「和歌山市のごみ減量の取組み」
について和歌山市一般廃棄物課の丸井憲彰さんに伺います。
◆和歌山市のごみの処理について教えてください。。
「和歌山市一般廃棄物処理基本計画」というものがありまして、10年間この3月までに計画期間を終えました。「第2次和歌山市一般廃棄物処理基本計画」をこの4月から策定しました。新たな第2次基本計画の基本理念「つれもてしよらごみ減量!!住みたい魅力あふれる和歌山市」のもと、4つの基本方針と新たな数値目標を定めました。
◆基本方針について
基本方針は発生抑制(リデュース)・再利用(リユース)・再生利用(リサイクル)の3R と市民・事業者・行政の3者が一体となって取り組むという、4つの方針となっています。目標を達成するために「和歌山市ごみ減量アクションプラン」で行政の取組み・市民の取組みを定めて、行動に移します。
◆ごみの減量について大切なことがあるんですよね。
ごみの減量を進めるために、具体的な取り組みを定めた計画です。特に、3Rのうち、特にリデュース・リユースの推進に取り組みます。
◆なぜ、リデュース・リユースでしょうか?
どうしても、ごみとして出るものはありますが、心構え一つ、取組み一つでごみの減量ということができるものがあります。まず家庭では真っ先に食品。特に食べ残しされたもの、賞味期限や消費期限が過ぎたものが、手つかずとして、ごみとして出されています。
家庭から出る一般ごみの約40%を食品の廃棄物が占めておりまして、そのうち食べ残し、手つかず食品は13%を占めているという調査結果もでています。まだ食べられるものが、心がけ一つでごみにせずに済むというところがありますので、捨てられるのは勿体ない話ですのでこういったところに皆さんも心掛けていただければと思います。
特に衣類になりますが、やはりまだ着れるものは、ごみの日に出されていることは非常に勿体無いことです。出すのではなく、まだ着れるものであれば、最近であればインターネットのフリーマーケットアプリなどもありますので、そういう再利用という形で取り組んでいただければと思います。
◆ごみの分別は問い合わせが多いことを伺いましたが、「ごみの分別」意外と知らないことが多いですよね。
そうですね。ごみは、なかなかすぐ捨てられるものではありませんので、お問い合わせは沢山いただいています。そういうものに対応するために、和歌山市ではごみ総合サイト「リリクルネット」を設けています。インターネットで検索して頂きますと、ごみの捨て方などを直ぐに分かるようにさせて頂いています。
◆市民のみなさんへメッセージ。
6月は「環境月間」になります。環境について少し考えてみていただけたらと思います。「ごみ」について少しずつ考えて頂いて、取り組んで頂くことで、環境に優しい社会というものができますので、一度考える機会にしていただけたらと思います。
☆一般廃棄物処理基本計画 ページアドレス(詳しくはこちら☆)
【お問い合わせ】
一般廃棄物課 ☎073‐435−1352