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今回は狂犬病予防接種について
和歌山市生活保健課動物愛護管理センターの
渡邊喬さんに伺います。

◆狂犬予防接種について。
狂犬病予防法という法律に基づきまして、ワンちゃんを飼われている飼い主様には犬の登録と狂犬病の予防の注射を1年に2回打っていただくのが義務づけてなっています。注射を打って頂く時期は、毎年4月から6月ごろにお願いしておりますので、この時期にお知らせをさせていただいていると状況です。
◆今回も葉書を配布。
毎年ですが、3月の中旬から下旬ころにご登録頂いている飼い主様のご自宅に葉書でお知らせしています。葉書には、令和3年度の集合予防注射、各施設の連絡帳の実施するものについての日程について記載しています。ご都合の良い会場にお越しいただくか、もしくは、かかりつけの動物病院さんで接種を受けていただくことをお願いします。

◆狂犬病はかかりやすいものですか?
そうですね。狂犬病という病気についてなんですが、犬だけがかかるわけではなくて、哺乳類全体がかかる感染症になっています。この病気の特徴としては、発症してしまったらほぼ100%死亡するというかなり致死率の高い病気です。幸いなことに、日本ではこの50年ほど発生は確認されていませんが、海外を見ますと今でも多くの方がこの病気で命を落としているという状況が続いています。もしかしたら近い将来海外から入ってくるという可能性は否定できません。その際に、ワンちゃんにきちんと注射してることでワンちゃんの健康を守るのはもちろんですが、人への感染を防ぐ面でも、飼い主さん一人ひとりがワンちゃんに接種してもらうのは公衆衛生上非常に重要なものだと思います。
◆防ぐ方法としては予防接種が挙げられるいうことですか?
予防接種をしておけば、ほぼ防ぐことができるという性質がありますので、打っていただければ安心かなと思います。
◆市民の皆様にメッセージ。
和歌山市動物愛護管理センターでは、新型コロナウィルスの影響で、人を集めるような譲渡会の開催は今のところ継続して中止させて頂いているところです。しかしながら、保護されるワンちゃんやネコちゃん飼い主さんの募集は引き続き随時行っていますので、また新たに飼いたいなと言う方は一度センターのほうにご相談いただけたらと有難く思います。個別に対応してお譲りすることは可能ですので、ぜひ検討いただけたらと思います。電話番号は073-488-2032。開館時間は平日の朝8時半から夕方の5時15分までなっています。お問い合わせの際はこちらまでお願いします。