2021年03月18日

3/18放送 賃貸住宅トラブルにご注意!

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は、「賃貸住宅トラブル」について
和歌山市市民生活課の沼丸慶介さんに伺います。
 
Q:最近はどのような相談が寄せられていますか?

毎年3月は、賃貸住宅トラブルに関する相談が増えています。

Q:賃貸住宅トラブルとはどのようなものですか?

相談事例を紹介します。

大学生の娘が1年ほど入居した築25年の賃貸アパートを退去することになり、母親が退去の立ち会いをした。壁や床等の補修費用や清掃代等で合計13万5千円になり、敷金9万円を差し引いた4万5千円を請求された。精算書の内容に納得いかず、入居時、壁や床は新品ではなかったと不動産屋に言ったら、新品だったと言われた。指摘されたシミや傷についても娘はやっていないと言っている。

という事例です。

Q:このようなトラブルに遭わないためにはどうすればいいですか?

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、通常使用による破損や経年劣化によるものは家主の負担、通常の使用方法を超える使い方によって生じたものは借主の負担とされています。

入退去時は、できる限り家主や仲介業者などの家主側と一緒に部屋の現状を確認しましょう。その際、確認した内容をメモに残したり、修繕が必要と思われる箇所の写真を撮ったり、証拠となる記録を残すことが大切です。修繕費用を請求された場合は、内容をよく確認し、納得できない点は家主側に十分な説明を求め、修繕にかかる工事代、建材費等が高額であると感じたときは、複数の業者から見積りを掲示してもらうよう家主側へ要求しましょう。

また、退去時のトラブルを未然に防ぐためには、入居前に部屋に傷や汚れがないか記録しておくことが大切です。ハウスクリーニングは借主負担とするなどの特約は原則として有効となるため、契約前に契約書をよく読み、退去時の特約等を確認しておきましょう。

このようなトラブル以外にも、不安に思った場合やトラブルになった場合は消費生活センター(073−435−1188)や消費者ホットライン(188)へ連絡ください。 
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2021年03月17日

3/17放送 和歌山市のまちづくり

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今日は、和歌山市のまちづくり
市内の都市再生推進法人の活動をご紹介します。

☆都市再生推進法人とは、都市再生特別措置法に基づき、
地域のまちづくりを担う法人として、市町村が指定した団体です。
まちづくりの新たな担い手として期待されています。

前回に引き続き、「株式会社宿坊クリエイティブ」の武内淳さんに伺います。

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現在手がけるお店について。

城北橋の袂の和歌山市建築士会館の1階をお借りして、THE SMILE CHOCOLATE(ザ スマイルチョコレート)という、チョコレート専門店をしています。

どんな商品を販売していますか?

地元の老舗のお茶屋さんの「玉林園」さんにセレクトいただいた、ほうじ茶、抹茶、玄米茶を使ったチョコレートです。それから、色んな種類のチョコレートにそれぞれに合う具材を上にのせて、見た目も可愛らしい感じの「バンティアンチョコレート」というものを販売していたりします。

コンセプトについて。

2年前にオープンしたんですが、直前に店の近くに小中一貫校・和歌山市初めての伏虎義務教育学校ができました。子供たちの通学路だったりもするので、子供達が見て、そこで働いているのはそういう子たちのお母さん世代の方です。自分の息子さん娘さんを幼稚園に預けたりしてる間に、ここでチョコレート職人をするみたいなことを今もやっていただいてるんです。そういった風景が子供達に、そういった働き方もあるんだよ、お母さんの世代の方がかっこよく働いてるよという姿をまちで見れるような「オープンキッチンの形」でまちに開いてます。

和歌山市のまちづくり携わるようになったきっかけについて。

県庁職員時代から、県庁の仕事っていうことではなかったんですが、プライベートを中心に、地元がどんどん街中が寂れてきたように思っていましたので、そこをなんとかしていきたいなという思いで、始めはイベントをやったりとか。一時的ですが、そういった盛り上げられることを出来ることからやってきました。それで、日常的に飲食店がまちを変えられると気づいて、水辺座を営業し、また、チョコレート店も「新たなまちの顔」として街中に場所を構えた経緯があります。

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まちづくりへの想い。

歴史があり、それが戦災で焼けて目には見えない形にはなっていますが、地名だったりとか水辺がちょっとあったりとか、町割とか、そういった歴史というものは、街中に残っていたりします。そういうところを生かしていくっていうのがまちづくりの大事なところではないかなと思います。

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宿坊クリエイティブ Facebookアカウント https://www.facebook.com/mizubeza
THE SMILE CHOCOLATE(ザ スマイルチョコレート) HP https://thesmilechoco.shop-pro.jp/
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2021年03月16日

3/16放送 VR防災体験車 

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は、「VR防災体験車」について
和歌山市予防課の生駒悦也さんに伺います。

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今回は「VR防災体験車について」ということですが、一体どのようなものなのでしょうか。

 このたび株式会社賃貸住宅センター代表取締役 塚本治雄様に「VR防災体験車」を寄贈していただきました。「VR防災体験車」とは、リアルな災害現場を最先端のVRシステムで再現し、臨場感あふれる防災体験が可能となったニュータイプの防災学習車両です。同車両には、「火災」、「地震」、「津波」の3種類のVR映像を搭載しており、専用のVRゴーグルとVRチェアで刻一刻と変化するリアルな体験をすることができます。

VRを使用することにより、今までにない臨場感あふれる災害現場を体感できるということですね。もう少し具体的に教えてください。
 

 「VR防災体験車」には、VR体験用座席が4台据え付けられており、体験者はこのVRチェアに座り、VRゴーグルを装着することで、360°の立体映像と災害の実相に連動する振動が体感でき、まるで実際の災害現場にいるかのような臨場感あふれる体験ができます。災害体験コンテンツの「火災編」では、住宅で地震後に火災が発生したため屋外に脱出という状況を想定、「地震編」では、マンションの上層階で地震にあうことを想定、「津波編」では、地震後の市街地を津波が襲うことを想定しています。

災害の恐ろしさを身をもって体験できますね。利用方法と注意事項を教えてください。

 VR防災体験車を利用する方法は2つあります。1つ目は、防災学習センターの施設の一環として、防災学習センターの開館日に体験することができます。2つ目は、防火防災のつどいで利用できます。注意事項としましては、VR防災体験車は、年齢によって気分不良を起こす可能性があるので、7歳以上の方を体験できる対象としています。また、13歳未満の方は、保護者の同意が必要となります。そのほかにも、VR防災体験車の利用ができない方もいらっしゃいますので、一度和歌山市消防局のホームページでご確認ください。HPは本日夕方頃更新予定です。

和歌山市消防局HP http://www.city.wakayama.wakayama.jp/syoubou/ 

【お問い合わせ】
和歌山市消防局予防課☎073−427−0119
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