2021年03月31日

3/31放送 和歌山市のまちづくり

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆
今日は、和歌山市のまちづくり
市内の都市再生推進法人の活動をご紹介します。

☆都市再生推進法人とは、都市再生特別措置法に基づき、
地域のまちづくりを担う法人として、市町村が指定した団体です。
まちづくりの新たな担い手として期待されています。

前回に引き続き、株式会社ユタカ交通豊田英三さんに伺います。

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現場で行っている取り組みについて。

今、ずっと公共交通の研究を続けています。どういった形で持続可能なまちが出来るかなという風に思っています。もう一つは、今まではどちらかと言うと、利便性や、公共・観光客のお客さんがいらっしゃった時にどのように楽しんでもらうかという視点ばっかりだったんですが、もっとゆったりと過ごせる、あくせくした観光でもなく、次働くための何か忙しいような交通でもない、交通手段自体が楽しいというものの方ががいいかなと思います。

たまたま、数年は知り合った方でサウナーがいまして、今サウナ流行ってますけど、それを日本で広められている方がいらっしゃって、その人にいろいろと触発されてですね。フィンランドのヘルシンキに、サウナとサウナの文化を知りに、実際に行ってきました。その時に、向こうでは、路面電車、バス、シェアサイクルと、ありとあらゆる交通機関がありました。それを人々が、色んな自分のスタイルに合わせて、タクシーも含めて、活用していました。その中で、自分の生活をゆったりと過ごされていました。サウナっていうのも、色んなサウナがあって、そこで街の人たちが集まっていて、色々語らいながら築いていくということを見ました。それで、もっと生活に目を向けた形の公共交通であるとか、場作りがあったらいいなと、ちょっと考え方が変わりました。そこから、ちょっとやり方をどういうふうにしていけば良いだろうかと色んな人と話したりして、現在に至ります。

都市再生推進法人に参加したきっかけ。

都市再生推進法人に参加したきっかけは、早い段階でまちづくりに関して、問題点いわゆる、市が抱える状況の中で、市民目線でどうしたらいい、ああしたらいいと提案をしたり、また市民の声を反映できるような中間媒体になれればいいなと思い、提案させていただいた次第です。

これからについて。

今まさに、和歌山市を含めた19自治体だったと思うんですけれども、昨年に、日本遺産に認定受けた葛城修験道の話があります。和歌山市も沢山御車道がありまして、特に加太という街が中心にあるんですけども、そういった修験道、和歌山に昔からあるようなもの・文化を再発見し、自分自身も学びながら人に伝えて、それを生活の糧とできるような観光、そういうものにやっていければなと思います。また、その観光に来られたお客様の交通利便が高まるような事業ができたらなと思っています。

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ユタカ交通株式会社 HP https://www.yutakacommunications.com/
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2021年03月30日

3/30放送 4月2日は「世界自閉症啓発デー」

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今回は、世界自閉症啓発デーに合わせた
和歌山城ブルーライトアップ
について、
和歌山市障害者支援課の脇谷香奈子さんに伺います。

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「世界自閉症啓発デー」について

平成19年の国連総会で、毎年4月2日を「世界自閉症啓発デー」とすることが決議され、全世界の人々に自閉症を理解してもらう取組が行われており、特にシンボル的な事業として、自閉症のテーマカラーである「希望」と「癒し」を表す青色で、世界各地の名所旧跡等のライトアップが行われています。

日本では、4月2日から8日を発達障害啓発週間として、東京タワーや大阪の通天閣などでブルーライトアップやシンポジウムの開催など、様々な啓発普及活動が行われ、和歌山市においても、市のシンボルである和歌山城をブルーにライトアップし、自閉症について理解を深める啓発活動を行います。

◆自閉症とはどういったものですか?

自閉症の原因はまだ特定されていませんが、多くの遺伝的な要因が複雑に関与して起こる、生まれつきの脳の機能障害が原因と考えられています。環境や親の育て方によるものではありません。また、自閉症は、症状の軽い人たちも含めると約100人に1人いるといわれています。自閉症には、対人関係や社会性の障害、コミュニケーションの障害、想像力の障害、たとえば「こだわりが強い」などといった3つの特徴があります。その障害のある人の感覚や行動について誤解を招くことが多く、より一層の理解が求められます。

自閉症の方への接し方について。

自閉症の人には、会話が苦手な人が多くいます。このため、その人の発達に応じた分かりやすい説明をお願いします。たとえば、その人が理解できる言葉を使ったり、写真や絵などを添えて説明したり、短い表現で話すことで理解しやすくなります。また、人混みや大きな音、光といった刺激を苦手とする人が多くいます。このような刺激による不快感を増幅させないよう、安心できる環境を作ってあげてください。

和歌山城ブルーライトアップについて、改めてご紹介をお願いします。

和歌山城ブルーライトアップは、ちょうど桜が綺麗な時期に行われます。和歌山城では、例年どおり桜祭りが行われており、各所の桜が提灯の灯りによってきれいに映し出されています。それに加え、和歌山城がブルーにライトアップされるという特別な演出がなされます。一年に一度のこの機会を見逃さないよう、和歌山城へぜひお越しください。

また、市役所1階市民ギャラリーにおいて自閉症の方の絵画等を展示しています。4月1日まで展示していますので、ぜひご覧ください。

この機会に一人でも多くの方に、自閉症について正しい理解と認識を深めていただき、障害の有無に関わらず、誰もが幸せに暮らせる和歌山市を目指してゆければと願っております。

【お問い合わせ】
和歌山市障害者支援課 ☎435-1060
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2021年03月29日

3/29放送 和歌山市のまちづくり

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

今日は、和歌山市のまちづくり
市内の都市再生推進法人の活動をご紹介します。

☆都市再生推進法人とは、都市再生特別措置法に基づき、
地域のまちづくりを担う法人として、市町村が指定した団体です。
まちづくりの新たな担い手として期待されています。


今回は、株式会社ユタカ交通豊田英三さんに伺います。

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◆ユタカ交通株式会社について。

昭和29年に創業された会社で、もともと私の先代の祖父が当時の住友金属工業さんという会社から独立して、いろんな鉄鋼関連の事業をしていました。その中で、和歌山で特に海外、国内からお客様がいらっしゃった時に快適に移動していただくためにタクシー会社を起こそうとして、当時は住友金属工業様、お客様向けのタクシー会社として創業しました。その後、色々なお客さん向けにサービスを改良しまして、私が入社して以降は介護タクシーとか観光バス事業だったり、またはそれに付帯した事業をしています。

◆具体的な事業内容について。

事業で言うと、タクシー事業、バス事業、旅行事業っていうのが弊社の事業です。関連する会社で鉄鋼管理の設備だったりとか介護事業とかです。また、ちょっと変わった所では、高野山に高野山タクシーという会社がありまして、ご縁がありまして、そこの事業をさせて頂いてます。その関連で道の駅で現在、パン屋さんやっています。九度山の道駅で、パーシモンという名前でしています。柿パンとかがあります。もともとはそのパンは、ある程度製品だったんですけど、我々の経営下に変わっててから、現場のスタッフと色々と話しながら、こんなパン作りたかったんや、あんなパンを作りたいとアイデアが出て、一旦作ってみて、ああしたらこうしたらと、一緒に改良しながらパンを作っています。


◆コロナ禍での新しい環境ではありますが、何か想うことはありますか?

今までと違うのは、個人のお客さんが非常に動くようになったことです。小旅行のお手伝いが出来るような形となると、人の力って言いますか、この人に案内してもらいたいとか、この人から教えてもらいたいよとかそういうものがどんどんこれからクローズアップされると思います。また、地方で働きたいっていう想いも、これからもっと高まるんじゃないかっていう話もあります。そういった話を聞いていくと、我々の方できちんとした受け皿を作れたら、そういう若い人が生きがいを持って、また、楽しく働けるような場っていうのが和歌山に作れたらなと、その中の事例として我々の会社があればなと思っています。

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☆インタビューは3月31日(水)放送 ゲンキ和歌山市に続きます。

ユタカ交通株式会社 HP https://www.yutakacommunications.com/
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