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「子どもの予防接種週間」について
和歌山市保健所 保健対策課の辻本千啓さんに伺います。
3月1日〜7日は子どもの予防接種週間です。
3月は入園や入学前の時期ですので、保護者の皆様は予防接種もれを見直す良い時期です。この機会に今一度母子健康手帳で接種もれがないか確認しましょう。
◆確認していただきたい予防接種について
特にご確認いただきたい予防接種は、麻しん風しんの予防接種です。接種の対象は、1歳のお子さまと幼稚園・保育園の年長児(H26.4.2〜H27.4.1生)に相当するお子さまです。
年長児に相当するお子さまの接種期間は、その学年の4月1日から3月31日までで、今年度は来年3月31日までです。この期間を過ぎると無料で接種できません。費用は医療機関によって異なりますが、1万円程度かかります。特に麻しんは感染力が強く、感染すると脳炎などの後遺症を残すこともある感染症で、予防接種が一番の予防法と言われていますので、まだの方は受けるようにしましょう。
和歌山市の年長児に相当するお子様の12月までの麻しん風しん混合ワクチンの接種率は84.7%です。流行を抑制するためには、95%以上の接種率が必要とされていますので、ぜひ母子健康手帳などで接種もれがないかご確認ください。
◆その他の予防接種について
その他四種混合、日本脳炎の予防接種があります。それぞれ定期予防接種として無料で受けていただける期間・回数が決められていますので、あわせてご確認ください。
接種の際は医療機関に予約の上、必ず母子健康手帳と予診票をお持ちください。予診票がお手元にない場合は再発行が可能です。お近くの保健所、保健センターに母子健康手帳をお持ちください。
◆高齢者肺炎球菌予防接種について
高齢者用肺炎球菌予防接種の令和2年度対象の方の接種期限は3月31日までとなっています。ご自身が対象かどうかご不明な場合は、和歌山市保健所保健対策課までお問い合わせください。
【お問い合わせ】
和歌山市保健所 保健対策課
☎488−5118
和歌山市感染症情報センターホームページにも情報を掲載しています。
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