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今日は、和歌山市のまちづくり。
市内の都市再生推進法人の活動をご紹介します。
☆都市再生推進法人とは、都市再生特別措置法に基づき、
地域のまちづくりを担う法人として、市町村が指定した団体です。
まちづくりの新たな担い手として期待されています。
今回は、
「一般社団法人 ミチル空間プロジェクト」の南順子さんに伺います。
◆ミチル空間プロジェクトについて
ミチル空間プロジェクトは、和歌山県下全域の空き家の相談窓口です。ワンストップ窓口を生業としています。
◆どんな事業ですか?
空き家の所有者の方が多いんですけど、大体空き家になってどうしたらいいかわからない、こうしたいんだけど紹介してくださいとか、そういった空き家の悩みについてご相談される方が多いです。
◆設立したきっかけについて
私はもう一つお仕事を持っていまして、それが不動産業なんです。やっぱりそのお仕事を通じて空き家が沢山目につくんです。これはなんとかしないと、私に出来ることはないのかなと思っていた矢先に、建築士の方や大学教授(今の理事の方たち)と出会って、空き家解決の会社を作ろうじゃないかという運びです。
◆スタッフはどれぐらいますか?
主に活動しているのが、私を含めて5人と専門相談員として司法書士とか解体業者とかそういった方々が控えているという感じです。全部で10名ぐらいです。
◆空き家ってリノベーションしてカフェにしたりとか、そういう例もあると思うんですが。
そうですね。程度が良い空き家という言い方はあれですけど、空き家の中でもやっぱり色々あります。利活用できる空き家は、非常に少ないかなという感がします。私共の方に相談に来られる方は、大体もう屋根が無いとか雨漏りするとかちょっと手直しするのにお金がかかるとか、そういう方が多いです。
◆ミチル空間プロジェクトを始めた当初は苦労等はありましたか?
一介の不動産屋でしたから、行政さんとのからみや、やり取りの仕方は少し戸惑いました。今は、皆さん私たちの活動を理解して下さっているので、非常に協力的で、色々とツーカーとしてやっていけるという状態になっています。
◆現状で行っている取り組みについて。
それぞれ本業、他の仕事を持っている人の集まりなので、毎月第3土曜日の1時から5時まで予約制になりますが、無料の空き家相談を承っています。
一般社団法人 ミチル空間プロジェクトHP
https://michiru-space.jp/
☆インタビューは2月24日(水)放送 ゲンキ和歌山市に続きます。