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今日は、和歌山市のまちづくり。
市内の都市再生推進法人の活動をご紹介します。
☆都市再生推進法人とは、都市再生特別措置法に基づき、
地域のまちづくりを担う法人として、市町村が指定した団体です。
まちづくりの新たな担い手として期待されています。
今回は、
「特定非営利活動法人 愛福会」の中西俊五さんにお話を伺います。
◆「愛福会」について
私たち地域で自治活動する時に、自治会として法人格がないので事業に支障をきたすことがありました。そこで、法人格を持たせるためにNPOを立ち上げて、これを連合理事会、組織の一部として共同するという形で愛福会を立ち上げました。立ち上げてわずかですが、市と官民共同する場合には、法人格が必要なので今、愛福会が大変大きな役目を果たしていると思います。
平成24年に知事、市長にお越し頂き、まちづくり講演会を開催しました。これが端緒で、まちづくりが始まりました。和歌山市は、国が実施しようとする都市再生推進法に、いち早く参加して活動をしてくださったおかげで、和歌山市内でも今福・砂山、この両地域は都市再生推進地域として指定していただいたと共に、そこにある法人、NPOを推進法人に指定して頂いてまちづくりの活発化にご配慮頂いております。先代の役員さんを見ていると、本当に色んな役員さんの活動があったにも関わらず、なかなか実現しなかった事が今回まちづくりの施策を打ってくださったことで色々なことが出来るようになりました。
◆現状で行っている活動について
まず最初に、今福には下水道の行き渡っていない地区が一部あり、ここをなんとか下水道を供用開始したいということで活動しました。もう3代位前の会長さんから色々と骨折りいただいたんですが出来なかった地域が、やっとできるようになりました。これは、官民共同地域住民の皆さんが自分たちで土地所有者の承諾書の判をもらいにまわったからです。こんな事は、和歌山市始まって以来だと聞いています。地域の皆さんが頑張ってくださったので今回、何とか出来るようになりました。現在、工事の真っ最中で、令和4年度には大体完成して供用開始できると聞いています。
また、西和中学校の周辺の道路の歩道整備です。これもやっと、今回まちづくりをした中で住民の皆さんの声を頂いて出来ました。この街路樹に関しては、地域・自治会の皆さんで水やりや剪定、管理は自分達でやろうとなりました。ということで、街路樹の管理は自分達でやることにしています。
☆インタビューは2月10日(水)放送 ゲンキ和歌山市に続きます。