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今日は、和歌山市のまちづくり。
市内の都市再生推進法人の活動をご紹介します。
☆都市再生推進法人とは、都市再生特別措置法に基づき、
地域のまちづくりを担う法人として、市町村が指定した団体です。
まちづくりの新たな担い手として期待されています。
前回に引き続き、
「特定非営利活動法人 砂山バンマツリ」の樫原雅忠さんに伺います。
◆メンバーについて
今、会員さんは50名ほどで、大半の方はセカンドライフを迎えた70歳以上の方が大半を占めています。そういう中で、なおかつ女性の方が半数以上で、役員も半数います。1つは、女性の力を存分に発揮することです。女性の視点が、非常に重要だと思っています。いろんな樹木を育てるにしても女性の方は子供さんをとにかく育てたりと、女性の力にはかなわないですよね。そういう色々な日常生活のあり方そのものを熟知されている女性の方の考えをしっかり踏まえています。これは、安全防策も同じです。避難した時に生活はどうするか、洗濯もしないといけない、赤ちゃんもいるでしょう。どういう環境にしないといけないのかということが全てにおいて重要な点なので、今後においても、ますます女性の力をふんだんに出して頂きたいと思っています。
◆現在の取り組みについて
コロナの対策をどうやるか、ということをまずポイントにしています。緑化美化活動は、剪定から始まって、消毒や草刈りをしなければなりません。ということでこれをやめることはできなせん。そういう中でやり方を変えて行っています。一例を申し上げますと、「水軒川のクリーン大作戦」を昨年12月5日に行いまして、分散型で清掃しました。人数も極力絞りながらで、進めました。さらに11月には、「青春プレイバックフェア」と言うことで、和歌山大学の先生にご指導いただいて、少子高齢化の中で我々高齢者としての役割を果たしていくための交流などを積極的に参加できるような場を作るべきだということで活動を行いました。
◆これからの目標について
提言書のなかに、この地区は中心市街地であり工業地帯の地区、住宅地でもあり、文教施設も多い地域とあります。そういう中で、南海トラフ地震などが起こってもおかしくない環境下で住んでいるわけです。我々目標に向かって、そういう機能を持つ必要がある、そういう課題もあって、活動を展開していくことが一点です。それからもう一つは、継続は力なりと言うことで、持続可能なまちづくりは非常に重要なので、このような活動を継続してやれるような環境作りをやっていきたいと思っています。
特定非営利活動法人 砂山バンマツリ HP https://banmaturi2013.jimdofree.com/