2020年10月20日

10/20放送 骨髄バンクについて

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆



今日は骨髄バンクについて、
和歌山市保健所 保健対策課の岩本尚也さんに伺います。

骨髄バンク.png

骨髄バンクとは?

骨髄バンクとは、「骨髄移植等を必要としている血液疾患の患者さん」と「患者さんに骨髄を提供したいというドナー」の橋渡し役を担う組織的な活動のことです。

なぜ骨髄バンクが必要なのか?

白血病、再生不良性貧血などの血液疾患は、以前は有効な治療法がない病気でしたが、骨髄移植や末梢血幹細胞移植により健康を取り戻せるようになりました。しかし、骨髄移植等が成功するには患者さんとドナーのHLA型という白血球の型を一致させる必要があります。 HLA型は、兄弟姉妹間で4分の1の確率で一致しますが、親子ではまれにしか一致しません。また、血縁のない方同士では、数百から数万人に1人の確率でしか一致しません。そのため、より多くの一般の方々にドナー登録をお願いし、HLA型を調べ、患者さんと一致したときに、提供をお願いする「骨髄バンク事業」が必要となります。

骨髄バンクの現状について

令和2年8月末現在、骨髄バンクのドナー登録者は52万人(528586人)を超え、非血縁者間の骨髄移植の実施数は累計2万4千例(24632)を突破しました。また、昨年度のドナー新規登録者は約6万人(59994)でした。一方で、ドナーに登録ができるのは18歳から54歳の方で、55歳になった方は登録が取り消しになるため、新規登録者が少なくなると、現在の登録者数も減少し、患者様が移植を受けることが困難になります。日本では毎年新たに約1万人の方が、白血病などの血液疾患を発症し、そのうち骨髄バンクを介する移植を必要とする患者さんは、毎年2千人以上と言われています。現在、国内で骨髄バンクに登録している患者さんのうち、実際に骨髄移植等を受けることができる方は約6割で、4割の方は移植を受けられない状況です。一人でも多くの患者さんを救うために、一人でも多くのドナー登録が必要です。

ドナー登録の要件

ドナーの登録要件は3つあります。
@年齢が18歳以上、54歳以下の健康な方
A体重が男性45kg以上、女性40kg以上の方
B骨髄等の提供内容を十分に理解している方
この3つの要件をすべて満たす方が対象です。なお、骨髄等を提供できる年齢は、20歳以上、55歳以下です。

ドナー登録の流れ

骨髄の提供内容を知ってもらうための説明を行い、登録必要書類を記入いただきます。その後、約2mlの採血を行い登録は完了します。また令和2年度より和歌山市では、ドナーの方がより骨髄を提供しやすい環境を整えるために、骨髄ドナー奨励金を交付しています。奨励金について詳しくは和歌山市保健所保健対策課へお問合せください。

和歌山市内の骨髄バンクドナー登録受付場所

和歌山駅前献血ルームや献血バスで日時を決めて行っています。詳しくは、お問い合わせください。


【お問い合わせ先】
和歌山市保健所 保健対策課 難病対策グループ 
073−488−5116
(詳しくは⇒こちら☆

posted by ゲンキ和歌山市 at 08:00| 和歌山 ☔| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする