2018年07月12日

7/12放送 まちかど通信L〜中尾会長が語る和歌山大空襲から今。「新南地区」☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます。)

今日明日の2日間は「まちかど通信L」です。
今回は、JR和歌山駅にほど近い「新南地区」をご紹介。
新南地区連合自治会長中尾年男さん
にお話を伺いました。

IMG_6389[1].JPG

中尾さんは昭和8年生まれの85歳
連合自治会長を6年間つとめています。

「私が小学生の頃はこんなに発展していませんでした。
戦後ですね、こんなになったのは。
国体道路という大きな道路が出来てからですね。」


昭和46年の「黒潮国体」を機に整備された国体道路は、
新南地区の大きなかなめとなります。

「それまでは、砂利道で通りにくい道でした。」

新南地区で生まれ育った中尾さんにとって
忘れることが出来ないのは
昭和20年7月9日の「和歌山大空襲」

中尾さんは当時12歳小学6年生でした。

「鮮明ですよ。忘れることはできません。」と語ります。

大空襲で焼け出されて東へ避難する人々の列、リヤカーや荷車の列が
家の前に続いていたそうです。
爆撃に直撃して亡くなった人の姿も見たという中尾さん。
このことは、絶対に忘れることはないとおっしゃいます。

7月に入るとそれが思い出されが出ます。」
とおっしゃいます。

中尾さんが住んでいた田中町5丁目は幸い、空襲で焼けることはなく
そこだけが残ったそうです。
中尾さんの家には、空襲で焼け出された近隣の人や親せきなど
多い時で30人ほどが一緒に暮らしていたそうです。


IMG_6365[1].JPG

それから70年。新南地区の戦後の復興を見てきた中尾さん。
どのようなことが特に印象的だったのでしょうか?

小学校の復興が目立ちますね。
新しい鉄筋の3階建て校舎が出来てから、周りも同じように発展を
してきたように思います。」


住む人もそのような気持ちで前向きに取り組み、
PTAも拡充して、建物だけでなく人々の心も復興を遂げてきました。

新南地区では、現在、市民の憩いの場所である新南公園で
「七夕まつり」が行われるなど、
色々な行事が地区をあげて行われています。


「三世代交流七夕まつり」は、今年で29回目を迎えました。
手作りのおまつりで、七夕の7月7日、笹飾りを持って新南公園に集まり、
夜店やゲームなどで楽しいひとときを過ごします。

「役員さんたちは、3〜4日前から準備にかかっています。
大変ですが、役員さんたちも楽しみにしているようです。」


自治会主催では、防災訓練を年1回必ず行っています。
ほかに、清掃活動も年何回か行っているとのこと。

「新南地区の皆さんはとても協力的で、
それが一番私は嬉しいです。」
と中尾さん。

明るいですよ〜。常に挨拶を交わし合える地区。
こちらから挨拶をしたら明るく挨拶が返ってくる。
連合会長をやってよかったと思います。」


85歳と思えないハキハキとした話し方。
お元気の秘訣をお聞きしました。

合唱です。第九合唱をやっています。
先日も夏の第九を終えたばかりです。」


ドイツ語で歌う第九。おなかから声を出すことが
若々しさにつながっているのでしょうか?


IMG_6335[1].JPG

「新南連絡所」はこちらをクリック!


明日のこの時間も中尾会長にお話を伺います。
どうぞお楽しみに。


posted by ゲンキ和歌山市 at 07:25| 和歌山 ☁| まちかど通信(2018) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする