2017年06月28日

6/28放送 性感染症予防「梅毒」について☆

(今日の放送はこちらからお聴きいただけます)

水曜日は「暮らしのゲンキ」です。
今日は「性感染症の予防」
特に「梅毒」について
和歌山市保健所 保健対策課の中居徳子さんに
お話を伺いました。


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梅毒は性感染症の一種で、
昔は日本でも非常に多くみられた病気です。

治療薬の普及によって
1960年代以降は一時減少傾向にありましたが、
2010年ごろから再び増加しています。

感染の報告数は2010年の621から
2015年は2690、2016年は、概数値ですが4559となり
この6年間で7倍以上に急増しています。

以前は男性に多い感染症でしたが、
近年は若い女性の感染も増えています。

梅毒は、梅毒トレポネーマという病原菌が原因となる感染症。

感染すると陰部や唇にしこりが出来たり、リンパ節が腫れたり、
手のひらや足の裏、全身に「バラ疹」と呼ばれる
特徴的な発疹が出ることがありますが、
中には症状が全くなかったり症状が消えたり、
重症化してから初めて症状が出る方がいるため
感染していることに気づかないことがあります。

感染後、治療しないまま数年が経過すると、
脳や心臓、血管など複数の臓器に病変が生じ、
命にかかわるような場合もあります。

主な感染経路は性的な接触ですが、
粘膜同士が触れ合ったり
皮膚の小さな傷などからも感染するため、
キスなどでも感染する場合があります。

また、梅毒に感染している人が妊娠すると、
胎盤を通して胎児に感染し、流産、死産、先天梅毒が
起こる場合があります。


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梅毒の治療は、一般的に
外来で処方された抗菌薬をきちんと内服することで治療できます。

治療期間は、病気の状態によって異なり、医師が判断しますので
入院などが必要な場合もあります。
診断が遅れると治療期間も長引くことが多いです。

ほとんどが性的な接触による感染のため、
コンドームの使用が有効です。
しかし、皮膚の傷口などからも感染することから
残念ながら、100%予防できるわけではありません。

また、一度治療をしても再度感染することもありますので
パートナーとともに検査を受け、必要に応じて一緒に
治療をしておくことが重要です。

梅毒に感染したかどうかは、
医師による診察血液検査で判断します。
感染初期は検査をしても反応が出ない場合がありますので、
1ヶ月程度の期間を開けてから検査をする必要があります。

しかし、気になる症状がある場合は、早めに
泌尿器科、婦人科、皮膚科、性感染症科などを受診するように
してください。

和歌山市保健所でも、HIV(エイズ)検査と合わせて
梅毒検査を受けていただけます。

毎週火曜日午後6時〜8時。
木曜日午前9時〜11時
予約制で、匿名・無料です。


症状はなくても、感染の不安がある場合などはご相談ください。

梅毒は過去の病気ではなく、ここ数年
和歌山市内でも多く報告されています。
1人ひとりが身近なことと考え、予防意識を高めていただければと
思います。

検査の予約・お問い合わせは
☎073-488-5118
(和歌山市保健所保健対策課 感染予防対策班)
まで。


詳しくはこちらをクリック!

明日は「幼稚園訪問」です。
お楽しみに。

posted by ゲンキ和歌山市 at 07:25| 和歌山 ☁| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする