2020年09月09日

9/9放送 食中毒について

☆今日の放送はこちらからお聴きいただけます☆

テイクアウトやデリバリーを行う飲食店事業者のための食中毒への注意点

について、和歌山市保健所 生活保健課 藪修さんに伺います。


Q.テイクアウトやデリバリーの形態で
食品を販売する事業者さんの注意点とは?


店舗で食事する場合と違って、テイクアウトや宅配では、調理後、購入者様が食べるまでの時間が長くなるため、どうしても食中毒菌が増えるリスクが高まります。そのため、調理の時は菌をつけない、やっつける。そして、保管するときは菌を増やさないことを中心に対策する必要があります。まだまだ気温の高い日も続きますので、十分注意してください。

Q.テイクアウトやデリバリーに不向きだという商品はありますか?

刺身や半生の料理など加熱不十分な料理の提供はやめてください。また温かい料理と冷たい料理を一緒にいれるのもさけてください。通常十分加熱をしていない商品は一定量の細菌がついており、購入してから消費されるまでの間にその菌が増殖することが懸念されます。保冷容器と十分な保冷剤があれば予防も可能ですが、基本的には刺身や半生の料理はさけてください。また温かい料理と冷たい料理を一緒にいれると、料理全体が食中毒の危険な温度帯に長くいることになるため温かい料理は十分冷ましてから入れてください。

Q.細菌を食べ物に「つけない」というのは?

手にはさまざまな雑菌等が付着しています。食中毒の原因菌やウイルスを食べ物に付けないように、トイレの後や調理前には、しっかり手を洗うようにして細菌を「つけない」ため対策をとっていただきたいと思います。

Q.食べ物に付着した細菌を「増やさない」というのは?

細菌の多くは高温多湿な環境で増殖が活発になりますが、10℃以下では増殖がゆっくりとなり、マイナス15℃以下では増殖が停止します。食べ物に付着した菌を増やさないためには、低温で保存することが重要です。

Q.細菌を「やっつける」というのは?


ほとんどの細菌やウイルスは加熱によって死滅します。特に肉料理は中心までよく加熱することが大事です。中心部を75℃で1分以上加熱することが目安になります。ふきんやまな板、包丁などの調理器具にも、細菌やウイルスが付着します。特に肉や魚、卵などを使った後の調理器具は、洗剤でよく洗ってから、熱湯をかけて殺菌しましょう。

Q.その他お店の方が購入者さんにできることはありますか?

購入者の方への情報提供があります。アレルゲンや消費期限、保存方法等について表示をすることです。包装された食品などには原則表示は必要なんですが、お客さんが注文した後に詰めて販売する場合は表示を省略できるためテイクアウト商品に表示がない場合が多いんです。しかし、商品の表示事項を気にされているかたも多くいますのでできるかぎり情報提供をお願いします。弁当などの消費期限では時間まで記入したり、購入後はすぐに食べるように表示し、伝えることは販売者さん・購入者さんにとって食中毒等を防止するために大切なことです。

■お問合せ・相談予約
 ・和歌山市保健所 生活保健課
  073−488−5111
 


posted by ゲンキ和歌山市 at 08:00| 和歌山 ☁| 暮らしのゲンキ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする